タイ・スワンナプーム空港には航空会社運営の空港ラウンジや、民間企業による空港ラウンジなど様々なラウンジがありますが、今日はタイ航空の『ロイヤルオーキッドラウンジ』コンコースDを利用してきましたので、本記事にてご紹介していきます。
タイ・スワンナプーム空港にある国際線ラウンジのご紹介|タイ航空『ロイヤルオーキッドラウンジ』
今日ご紹介するタイ航空『ロイヤルオーキッドラウンジ』は、タイ航空がスワンナプーム空港で運営するラウンジ(ロイヤルファースト、ロイヤルスパ、ロイヤルシルクラウンジ、ロイヤルオーキッドラウンジ)のなかで、主にタイ航空やスターアライアンスのビジネスクラスのお客様や、タイ航空やスターアライアンスのマイレージ上級会員の方が利用できる新しくできたタイ航空の旗艦ラウンジです。
タイ航空『ロイヤルオーキッドラウンジ』ラウンジの場所について
空港のパスポートコントロールを通り過ぎると、コンコースA、B、Cは左側へ、Dは左右に、E、F、Gは右手に分かれるようになっています。大蛇を絡ませて両側から引き合うというヒンドゥー教の天地創造を物語る「乳海攪拌(にゅうかいかくはん)」のモチーフが正面にあり、『ロイヤルオーキッドラウンジ』はこちらのモチーフの裏手側にある搭乗口D4へ向かうエスカレータを降りた空港3階に入り口があります。
空港MAPの黄色で囲んだ位置に『ロイヤルオーキッドラウンジ』があります。非常に横長で広いラウンジとなりますが、受付入口はコンコースD側からはD4ゲート向かいにあるレセプション1箇所のみとなっています。
2022年11月現在、かなり幅の広いラウンジでありながら入り口がD4ゲート向かいのひとつしかなく、2箇所くらいあってもよいくらいの大規模な空港ラウンジです。D1やD8から大回りすると結構空港コンコースを歩くこととなります。
タイ航空『ロイヤルオーキッドラウンジ』の利用資格について
タイ国際航空及びスターアライアンス加盟航空会社のビジネスクラス、ファーストクラスのお客様と、スターアライアンス加盟航空会社を利用するスターアライアンスゴールドメンバーが利用できます。残念ながらプライオリティパスではアクセス不可となっています。
今回はAEON Royal Orchid Plus Platinum Card(クレジットカード)の特典で貰える年2回のRoyal Silk Lounge利用券を使用して、ラウンジを利用させてもらいました。
タイ航空『ロイヤルオーキッドラウンジ』の営業時間について
営業時間はam5:00 - am2:00です。
利用したのは金曜日の21時~22時台でしたが、広いラウンジでありながらも席はほぼ満席で、空席を探すのも大変でした。
タイ航空『ロイヤルオーキッドラウンジ』の食事について
『ロイヤルオーキッドラウンジ』の食事は、ホットミールやサラダバー、パンコーナーやデザートコーナーのほかに、Make by Orderで調理してくれるカウンターもあります。
私が利用した日はガッパオがサーブされていましたが、これは日によってメニューが変わります。カオマンガイの日もあるようです。
パンコーナーはクロワッサンとパイ、そしてサンドイッチやミニハンバーガーなどがありました。隣にパンを温めるトースターがあればなおさら良いですね。
ホットミールはざっと5-6種類の料理が選べます。写真はビーフシチューで隣にマッシュポテトもありました。ほかは魚を揚げた料理やレッドカレーなどがあり、ライスはガーリックライスの炒飯がありました。
サラダバーではフレンチサラダドレッシングと和風ゴマドレッシングが選べます。
タイの多様性を反映して、ムスリムの方でも食べられるビーフサテーなどのHALAL料理も準備されていました。街中で売られているサテーはムーサテー(豚肉)やガイサテー(鶏肉)が多いので、ビーフサテーは意外と食べる機会が少ないですね。
タイ航空『ロイヤルオーキッドラウンジ』のドリンクについて
スワンナプーム空港のラウンジでは最大規模を誇るロイヤルオーキッドラウンジには、カクテルやアルコール類をサーブしてくれるバーカウンターが左右端に2箇所あります。バーカウンターがあって対面でアルコールをサーブしてくれるラウンジは、スワンナプーム空港内には少ないのではないでしょうか。
ソフトドリンクはフルーツジュースやコーラ、ジンジャーエールなどのドリンクがあり、ビールはシンハー、チャーン、ハイネケンが選べます。ほかの空港ラウンジと比べるとドリンクの種類は少ない方かなと思います。
もちろんコーヒーディスペンサーや紅茶も飲むことができます。
飛行機搭乗前にカウンターバーでカクテルやウイスキーを嗜むのも良い時間となりそうですね。
タイ航空『ロイヤルオーキッドラウンジ』の設備について
とにかく広いラウンジですが、時間帯によっては混みあって席を探すのも大変になることがあります。席が向かい合っている席に1名で座っているともう1席が空席になりますが、その空いている席に隣に座っても良いですかと言って座るのはなかなか厳しいですし、テーブルを挟んで左右に席があるところでも片方が使われているとなかなか隣の席には座りづらいので、席の提供数が463席に対して実際使用しているのは7割くらいで、席を探すため右往左往してしまうくらい混みあってしまうこともあります。
ラウンジ内にはPCを使って作業できるテーブル席もあり、コンセントも2つ挿せるようになっているので、PC作業するにはテーブル席の利用が便利です。
スルーで通れてしまったRoyal Silk Loungeは席もゆったりしていて、混み具合もロイヤルオーキッドラウンジに比べるとそんなに混んでいなかったです。
Royal Orchid Lounge Prestageは、ビジネスクラスのお客様がFast Trackを通り過ぎてそのままエスカレーターで降りるとラウンジにアクセスできるようになっています。
席もゆったりした椅子で、茶色のシックな席となっており高級感があります。
タイ航空のラウンジにあるビジネスコーナーは、既に時代の流れとともに注力しなくなってしまったのか、新聞すらなく同じ雑誌が数冊あるだけでした。みんな携帯を使う時代となり、ラウンジに来ても本の媒体は手に取られなくなってしまったのかもしれませんね。
コロナ禍によりシャワー室は休業中でした。
トイレは綺麗に維持されており、大・小ともに数も十分ですね。
一応エリアは狭いですがキッズルームもありました。
タイ航空『ロイヤルオーキッドラウンジ』の基本情報
『ロイヤルオーキッドラウンジ』のご案内/ホームページ(英語)
利用可能客数 : 463名
営業時間 : am5:00 - am2:00
※ コロナ禍によりラウンジにあるシャワーが利用できなくなっています。
あいにくプライオリティパスでは利用できません。
(余談となりますが、ロイヤルオーキッド・スパラウンジは、ビジネスクラス利用者は30分、ファーストクラスは1時間のマッサージが無料となりますが、2022年11月現在、コロナ禍で臨時休業中でした)
プライオリティパスで利用可能なスワンナプーム空港の国際線ラウンジ
プライオリティパスで利用できるスワンナプーム空港の国際線ラウンジは、
下記の13か所もあり、バンコクのスワンナプーム空港はラウンジ天国です!
タイ航空『ロイヤルオーキッドラウンジ』が混みあって席があまり無い時は、
ほかのラウンジを利用するのも手かなと思います。
コンコースA
● Miracle First Class Lounge
● Miracle Lounge
コンコースC
● Miracle First Class Lounge
コンコースD
● Blue Ribbon Club Lounge
● Miracle Business Class Lounge
● Miracle First Class Lounge
● Turkish Airlines Lounge
コンコースE
● Oman Air First & Business Class Lounge
関連記事:https://kiritorichuzai.com/bangkok-suvarnabhumi-oman-air-lounge
コンコースF
● Air France - KLM SkyLounge
関連記事:https://kiritorichuzai.com/bangkok-airport-airfrance-klm-skylounge
● Miracle First Class Lounge
コンコースG
● Miracle First Class Lounge レベル3 ゲート2の向かい側(ウエストサイド)。
● Miracle First Class Lounge レベル4 (休業中)
● Miracle First Class Lounge レベル3 エアサイド
プライオリティパスのご紹介
※今日何度も名前の出るプライオリティパスとは、空港のラウンジを利用できる会員権のようなもので、世界148カ国、600を超える都市にある1,300カ所以上のラウンジを利用できるサービスです。
年会費は、スタンダードが$99, スタンダード・プラスが$329, プレステージが$469となっております。
楽天プレミアムカード(クレジットカード)を申し込むことで取得できるプライオリティパスは、回数無制限でラウンジ利用することができます。
プライオリティパスが欲しいという方は、年会費 11,000円(税込)の楽天プレミアムカードに入会すれば、年会費$429(約68,550円)のプレステージ会員になれるということで、実質クレジットカードの年会費はタダになるようなものなので絶対お得です!
良く飛行機をご利用される方は、プライオリティパスによって様々な空港のラウンジを利用でき、搭乗前の退屈な待ち時間を優雅な時間へと変えられますので、持っていて損はないと思いますよ!
タイ・スワンナプーム空港にある国際線ラウンジ|タイ航空『ロイヤルオーキッドラウンジ』-まとめ-
タイは既にアフターコロナを迎えて、タイを訪れる観光客やビジネス客の数も急増してきました。入国審査のイミグレーションが長蛇の列でニュースになるくらい客足が戻ってきており、空港ラウンジも利用客が非常に増えてきました。
スワンナプーム空港は空港ラウンジの数が非常に充実しているので、タイ航空『ロイヤルオーキッドラウンジ』が混みあっているときは、コンコースCやEにあるロイヤルオーキッドラウンジやロイヤルシルクラウンジを利用してみてください。
今日のブログ記事がタイ・スワンナプーム空港国際線ラウンジ・タイ航空『ロイヤルオーキッドラウンジ』の参考になれば幸いです。