駐在生活

タイでの新型コロナウイルスの関連ニュースと考察。2020/07/24

YO
タイ・バンコクで駐在14年目、バックパッカー歴は足がけ約20年のYOです。今日のブログは、最近のタイでのコロナ関連のニュースを織り交ぜながら、タイの状況と現状を記事にしたいと思います。

タイでの新型コロナウイルス(COVID-19)の関連ニュースと考察

タイの新型コロナウイルス(COVID-19)の感染状況

タイでは7月24日現在、国内でのコロナ新規感染者が60日連続ゼロ、死者数も52日間連続ゼロとなっており、海外からタイに帰国した検疫隔離中の帰国者の中から、毎日一桁台(7/24は二桁の10人)の新規感染者が確認されるだけとなっており、うまくコロナ拡大を抑えられているということで、タイは国際的にも評価されています。

しかしながら、お隣の国・ミャンマーでは、7月13日や16日にタイ帰りのミャンマー人が隔離先でコロナ陽性が判明するなど、あくまでタイでコロナの検査を受けた人の中では、感染者がたまたま居なかっただけ、ということなのかもしれません。

タイでもPCR検査を受けていない大多数の方々のなかには、まだ潜在的にコロナ感染者が居るのかもしれません。それには金銭的にPCR検査を受けられない人や、地方の山奥に住んでいて、近くにPCR検査ができる病院が無いなど、いろいろな要因が考えられます。カンチャナブリーやペッチャブリーの山奥を車で走っていても、(よくもまあこんな辺鄙な僻地に住むもんだなぁ)と思うようなところにも人々は居ますからね。
 

タイ、8月末まで非常事態宣言延長

night street
 
3月26日に発動された非常事態宣言は本来7月末まででしたが、8月末まで1か月延長が決まりました。もともと非常事態宣言は新型コロナウイルスの拡大を抑えるため、夜間外出禁止令やイベント・集会を禁止し、入国規制をするのものでしたが、それらの措置はすでに解除になっているものの、60日間連続で新規感染者が確認されていないタイでも引き続き海外からの帰国者に対しては検疫隔離の必要があるということを念頭に、今回非常事態宣言が延長されました。

レストランやバー、夜の繁華街なども夜0時まではオープンできるようになっていますが、まだまだ客足は遠のいたままで、タニヤ通りやスクンビット、パタヤなどの繁華街も閑散としているようです。もともと観光客でもっていた面もありますので、今のように旅行ができず、旅行者が来ない環境というのはかなりのダメージだと容易に想像できます。
 

タイ、外国人の滞在期限を9月26日まで自動延長

タイ政府は7月21日の閣議で、国内の外国人の滞在期限を手続きなしで9月26日まで自動延長することを決めた。査証(ビザ)の種類を問わず、査証免除で入国した人も対象。

 滞在期限の自動延長は新型コロナウイルス感染症による渡航規制などを受けた特例措置として、3月26日以降に滞在期限が切れる全ての外国人を対象に導入された。当初の滞在期限は4月30日だったが、渡航規制が長引いたことから、7月31日まで延長されていた。

 タイ警察入国管理局は当初、滞在期限の再度の自動延長に否定的で、窓口に来た外国人に対し、7月末までに出国するよう指示していた。しかし、タイの陸海の国境は閉鎖されたままで、空路の再開も限定的なことから、7月末で滞在期限が切れる外国人すべてを出国させるのは困難と判断した。

記事引用:《newsclip》
 
 
タイはこれまで、自国へ帰れなくなってしまった旅行者や、ビザ無しか観光ビザでタイに入国していた短期滞在者のビザ有効期限が切れてしまう人々に対し、タイ政府は7月31日までビザの自動延長措置を取っていましたが、7月21日の閣議で9月26日まで自動延長することが決議され、引き続きタイ国内に合法で滞在できることになりました。

本来ならビザ有効期限が切れているものの、この自動延長で恩恵を受けられている外国人が約30万人いると言われています。

このニュースを読み解くと、9月26日までは国外へ出国する手段の確保が難しいと政府が判断しており、国をまたぐ人々の行き来も9月までは難しいと政府が判断しているのが読み取れます。飛行機の再開も現状では難しく、それまでは我々タイ在住者も、日本へ帰るのは難しいでしょうね。
 

タイ・ベトナムの駐在員らの往来緩和

茂木敏充外相は22日、タイ、ベトナム両国と企業の駐在員や長期滞在者の往来再開で合意したと発表した。出張者など短期のビジネス往来とは異なる枠組みで、入国時のPCR検査と14日間の宿泊施設での待機を条件に外国人の入国を認める。日本人が両国に入国する際も待機が必要になる。これまで両国は原則入国拒否の対象だった。14日間の待機を免除する短期のビジネス往来再開に向けた協議は継続する。茂木氏は記者団に「早期の運用開始に向けて引き続き外交ルートを通じた調整を進めていく」と話した。

引用記事:《日本経済新聞》 
 
我々タイ駐在の日本人にとっては朗報かもしれませんが、タイ人にとってはあまり好意的に受け取れないニュースではないかと思います。というのも、タイ人は新型コロナウイルスに対して非常に敏感になっており、約2か月にわたりデパートやマッサージ店、飲食店などが閉鎖されて、皆でここまで努力して60日連続新規感染者ゼロを維持してきたものを崩したくないのです。ましてや連日、1日当たりの新規感染者数が最高を更新し続ける日本ですから、余計タイ人は嫌がるでしょう。また以前のように、日本人がタイでタクシーに乗るときやお客様先に訪問する時に、我々が日本人ってことだけで怖がられたり拒否されるあの感覚を再び味わされるのでしょうか。

海外からの往来再開を支持するタイ人は10%程のみであり、ほとんどの人たちが海外からの往来再開を不支持としています。タイでコロナが発生していた2-3ヶ月前は、観光業や飲食業をはじめとした失業・生活苦により、早期に海外旅行客の受け入れ再開を支持していた割合層が約3割はいましたが、今となっては1割のみです。これがタイの世論です。もうタイ国内でコロナ新規感染者を出してほしくはないのです。

先日バンコクとラヨーンで、エジプトから来た軍人とスーダン外交官の子供各1名ずつのコロナ感染者が判明しましたが、すごい騒ぎでした。ラヨーンの件は、エジプトの軍人がタイのPCR検査を拒否して街中を出歩いていたというニュースもあり、隔離措置も取られていなかったことから特権階級の行動に批判が集まったという面もありますが、タイ人が如何にコロナに敏感になっていて、そして怖がっているのかを如実に表す出来事でした。ラヨーンのホテルは100%キャンセルの経済損失の煽りを受けたというニュースもありました。

新型コロナウイルス(COVID-19)に関するタイの状況・現状のまとめ

タイ国内では新規感染者が約2か月出ていないことから、このまま海外からの行き来をシャットアウトすれば安全な空間で暮らすことができるというマインドが広がっています。またタイ国内なら移動しても大丈夫という心理から、7月25日から7月28日までの4連休では、多くの国内旅行者で各地賑わう見込みです。現に各地へ向かう航空券代は高止まりしており、日本のGO TO トラベルのようなタイ版の旅行景気刺激策『เราเที่ยวด้วยกัน(We travel together)』も相まって旅行熱はかなり回復してきています。観光業や飲食業でかなりダメージを被った産業に、少しでもお金の流れが戻ってきてくれることを願っております。

バンコクでは、Millennium HiltonやHotel Nikko Bangkokをはじめとした、5つ星ホテルが1泊2,000バーツ台から泊まれるお得な状況になっています。これもコロナの騒ぎが収束するまでの特別価格ですので、タイに住まれている方はこの機会にラグジュアリーホテルでゆっくり時間を過ごされるのも良いかもしれませんね。ぜひ、下のAgodaで調べてみてください!

なお昨日、タイの2020年上半期のタイ自動車・二輪の生産、販売それぞれの数字が発表されましたが、二輪の販売を除く自動車・二輪の生産・販売が去年比3-4割減と、依然厳しい状況が続いています。観光業をはじめタイ全体の産業、景気回復には時間がかかりそうですね。

今日は以上です。長文にお付き合いいただきありがとうございました。

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