タイに駐在して16年目、旅好きのYOです。
という疑問にお答えしていきます。
- バックパッカーの旅をしてみたいけど、何を持っていけばいいの?
- あれもこれも詰め込んでしまうけど、旅に最低限必要なものは何?
- そんな荷物を減らしちゃって、あとで旅してる途中に困らないの?
- 心配性な私だから、念のためにあれもこれも一応持っていこうかな?
初めての旅なら持っていく荷物についてあれこれ悩むのは当然ですが、
私が一番気にかけていることは『荷物が重くならないこと』。
なんだそんな単純なことかと思われるかもしれませんが、一番重要です。
LCC(格安航空会社)を筆頭に、飛行機の機内に持ち込める荷物は7kg以下というところが多く、預け荷物の代金は別途費用が掛かり金額も高くつくので、バックパッカーは機内に持ち込める範囲(7kg以内)の荷物で済ませることを目指しましょう!
これ、意外と難しいですけどね。
社会人バックパッカーの私は、休みを取れるのが最長でも10日前後です。そんなことで今日は10日間前後の旅に出るのを想定して、バックパッカーの旅の持ち物・必需品を紹介します。
バックパッカーの旅で必須の持ち物アイテムリスト
①.バックパック
私が使用しているバックパックは、【WITZMAN】Large Travel Backpack Water Resistantです。
このWITZMANのバックパックは、WATER RESISTANTで防水になっているところや、横ポケットも2つあってパスポートやペットボトルを入れられるスペースもあること、内側も仕切りが3つあって書類の整理も簡単なところが気に入っています。重量も1.05kgで合格ライン。
➤ バッグは、軽くて自分の肩や体にしっくりくるものを選びましょう。
②.パスポート
日本のパスポートは世界最強です。ビザなしで行ける国・地域の数が世界一。
参考:ウィキペディア
パスポートは5年と10年の有効期限が選べますが、5年は意外と早く過ぎてしまうので、10年間のものを選びましょう。
費用は5年間有効が11,000円、10年間有効のが16,000円です。
③.現金
言わずもがなですね。行く国にもよりますが、日本円が両替してもらえない国もあります。その場合は予めアメリカドルやユーロに両替しておきましょう。基本的に空港での両替レートは市中レートより悪くなっておりますので、到着した空港での両替は少額にしておきましょう。
また日本の空港では、タイバーツをはじめ主要国の通貨でないものはなるべく両替はせずに、現地に到着してから両替しましょう。日本で換えてしまうとレートが悪いですからね。
④.携帯電話/スマホ
日本の携帯の事情は詳しくないのですが、SIMフリーの携帯は普及しているのでしょうか? 海外ではSIMフリーの携帯が一般的で、訪問した国でSIMカードを買ってインターネットに接続できたりします。地図を見たりネットを開いたり、または音楽を聴いたりゲームをしたりと、携帯電話は無くてはならない旅の必需品と言えます。
➤海外で携帯をつなぐローミングサービスは、非常に高価になってしまうことがありますので、事前にパッケージプランなどを検討しておきましょう。
⑤.携帯充電器
これを旅に忘れると悲惨です。充電が切れると携帯が使えないことに。(旅先でも充電器やモバイルバッテリーは購入できますけどね)旅先の電源コンセントのプラグが日本とは違うことが多いので、旅に出かける前にこれから行く国は電圧が何ボルトで何型のコンセントプラグなのかを事前に確認しておきましょう。 参考:ビックカメラ・世界の電圧・プラグ形状一覧表
なお、海外でコンセントという単語は通じません。英語ではoutlet、plug、あるいは socket と言いますので、せっかくなので覚えておきましょう。
⑥.コンセント変換プラグ
コンセントのプラグ形状が異なると、せっかく日本から持ってきたコンセントが挿せず、使用できないということがあります。身近なところではシンガポールやインドネシア、香港、オーストラリア、ヨーロッパなどでは写真のようなコンセント変換プラグが必要となります。
電圧も良く調べておきましょう。例:日本は100Vですが、タイは220Vです。100V仕様の電化製品のコードを挿すと、まもなくショートしてしまいますので気を付けましょう。
コンセントアダプター(変換プラグ)はホテルのレセプションで借りれるケースもありますので、困った際にはホテルのフロントスタッフに問い合わせてみてください。これまでレンタルする場合、無償の場合と有償の場合がありました。
⑦.服
旅に持っていく服については、下記のものを持っていきます。
- Tシャツ 3~4枚(Tシャツは捨てれるものを持っていき、旅先でお土産として買い足したりします)
- 長ズボン 1本
- ハーフパンツ 1本
- 長袖Tシャツ 1枚
- 下着類 3~4枚(1-2枚は使用後に捨てるものを持っていきます)
- 靴下 3~4セット(1-2枚は使用後に捨てるものを持っていきます)
※寒い国へ行く時は上記プラス
- ヒートテック 2着
- ウインドブレーカー 1着
- ユニクロのウルトラライトダウン 1着
➤ もし旅が1か月など長期になる場合には、途中で捨てても良いものを持っていきましょう。
⑧.歯磨きセット・整髪料・ひげ剃りなどの日用品セット
シャンプーやせっけん、歯磨き粉などは旅先でも買えますので、あまり大きなボトルで重たいものは必要ありません。コンビニで売っている出張セット・398円みたいなもので十分です。また、100均で売っているS字フックの引っかける道具があると、ポーチが壁などに引っかけられて旅では便利ですよ。
⑨.ボールペン
最後に必需品なのがボールペン。シャーペンでも良いですが、やっぱりボールペンですね。
入国審査のときに入国カードを書いたり、言葉が分からないときに紙に書いて説明したり、日本に帰ってくるときも税関申告書(2022年からWEB申請も可になりました)を書くのにペンが必要となります。
もちろん海外でもペンは買えますので困ることはないですが、最初飛行機乗って海外行くときに入国カードを書かないといけない国に行く場合には、さっそくペンが必要となりますので必需品ですね。
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ここまでがバックパッカーの旅に必要な必需品アイテムの紹介でした。
これから下は、無くても旅はできるけど、あると便利な持ち物を書いていきます。
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旅にあれば便利という持ち物リスト | (私はすべて旅に持っていきます)
①.クレジットカード
旅好きなら楽天のプレミアムカードは持っていないと損ですよ!
クレジットカードなので年会費は11,000円掛かってしまいますが、本来なら429ドル(約64,000円)掛かるプライオリティパスが無料で貰えます。
⇒ これがあると空港でラウンジが利用できて、いつもとは違った旅が味わえますよ!
また、海外旅行保険も最大5,000万円まで海外旅行傷害保険が付帯されます。
これから飛行機に何度も乗られる方はぜひ申し込みしてみてください。
②.プライオリティパス
国内・海外の空港ラウンジを無料で利用できる優れもの。1,300カ所以上の空港ラウンジで使えます。旅好きなら持っておきたい1枚。詳しくはプライオリティパス公式ホームページにて確認してみてください。
③.使い捨てコンタクトレンズ
眼鏡と使い捨てコンタクトレンズの併用ですが、コンタクトの方が気分的に上がるし、旅先ではコンタクトの使用時間が長くなります。タイなど海外でもコンタクトレンズは買えますが、タイは日本で買う金額よりだいぶ高いです。
④.イヤホン
個人的に『旅と音楽はセットです!』-ただ旅先では、五感を使って旅をするではありませんが、旅先での聞こえてくるさまざまな音も楽しむために、街を歩く時や観光しているときはイヤホンを外しています。音楽は飛行機や電車、バスでの移動時や空港、ホテル・ゲストハウスで聴くことが多いですね。
国によっては音が聞こえていないと、危険察知能力が落ちて危ない場合もありますので、音楽を聴く場所も考えながら行動しましょう。国によってはカメラや携帯電話を見せながら歩くだけでも危険な国が世界にはありますからね。
⑤.コンビニの袋&ジップ付きビニール袋
使い終わった服を入れておくのにコンビニの袋は重宝しますよ。またジップ付きのビニール袋は旅した国の紙幣や硬貨を入れておいたり、チケットなどを入れておくのに便利です。軽いので苦にならないし、雨に濡れても大丈夫なのであったら便利なアイテムです。
⑥.ダイヤル式南京錠
背中で背負うリュックでは、電車内でスリにあうリスクもゼロではありませんので、チャックをワイヤー式の南京錠で締めておいた方が安全という国もあります。ヨーロッパの電車の中はスリに要注意です!子供ですらポケットに手を突っ込んできてスリをしてきたりしますから。
ユースホステルのドミトリーに泊まると、ロッカーのカギは自分で持参しないといけないケースもあるので、そういった際にワイヤー式南京錠が便利です。特にダイヤル式の南京錠がカギの紛失リスクもなくておすすめですよ。
⑦.速乾性マイクロファイバーのタオル
バックパッカーの旅をするときに、荷物となるバスタオルは持っていかないため、速乾性のタオルは重宝します。水泳用など機能性の高いマイクロファイバーのタオルが売っておりますので、これがあると便利です。ダイソーで売っている手ぬぐいを持っていくこともありますね。
もっともホテルはもちろん、ユースホステルでもバスタオルは無償で貸してくれたり、場所によっては200円くらいで貸してくれたりするところもありますので、最低でもタオルか手ぬぐいを持っていれば大丈夫です。
⑧.鼻腔拡張テープ(いびき対策)
今でも好んでユースホステルのドミトリーに泊まって、旅代を安くあげたり旅行者との会話を楽しんだりしています。そんな時に周りの人に迷惑かけないように、寝る前には鼻腔拡張テープを貼っています。口を塞ぐためのテープも売ってますね。
⑨.サブバッグ
肩掛けの小さなバッグをサブバッグとして持っていき、メインのバッグは宿に置いておいて、観光する時などに小さいバッグを使っています。スリや悪事を起こす人にとっては、その小さなカバンには貴重品が入っているという風に見えるので、バッグの管理にはご注意ください。
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以上が旅の持ち物リストとなります。
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書き出しの文章にも載せましたが、LCCの機内持ち込み荷物の許容範囲が7kgなので、荷物は必ず7kg以内に収まるようにしています。私はだいたい5~6kgの範囲です。
しかし、とはいうもののバックパッカーの初めの頃から荷物が少なかったかというと決してそんなことはなくて、バスタオルも入れていたし洋服も日数分きっちり入れてましたが、ある経験を通して旅のスタイルが劇的に変わったのです。
それは大学生のときに初めてタイへ海外一人旅に出かけて旅にハマり、2回目のバックパッカーの旅でバンコク・カオサンの安宿に泊まったときのことです。あのときの瞬間はいまだに覚えているのですが、ゲストハウスに戻ると自分の部屋の鍵が掛かってなくて、ベッドの上に置いておいたバックパックが丸ごと消えていたのです。
幸いにもパスポートと現金は当時腹巻バックを使用していたので盗まれなかったのですが、カバンを丸ごとパクられて気づいたことが、本当に旅に必要なものは、パスポート、現金、眼鏡、多少の衣服くらいなんだなと気づいたのです。その後、この旅はあと1か月半続きました。
怪我の功名という言葉がありますが、今思えば早い時期にミニマム荷物での旅のスタイルがこのとき確立できて良かったなと思っています。
バックパッカーの旅の持ち物・必需品|厳選9つのアイテム-まとめ-
持ち物はこれだけって思われましたか?
必須な持ち物は下記の9アイテムでした。
②.パスポート
③.現金
④.携帯電話
⑤.携帯充電器
⑥.コンセント変換プラグ
⑦.服
⑧.歯磨きセット・整髪料・ひげ剃りなどの日用品セット
⑨.ボールペン
またあれば便利という持ち物リストも下記の9アイテムです。
②.プライオリティパス
③.使い捨てコンタクトレンズ
④.イヤホン
⑤.コンビニの袋&ジップ付きビニール袋
⑥.ダイヤル式南京錠
⑦.速乾性マイクロファイバーのタオル
⑧.鼻腔拡張テープ(いびき対策)
⑨.サブバッグ
他の旅人が良く持ち歩く、サンダル、薬、ウエットティッシュ、バスタオル、ガイドブック、サングラス、虫除けスプレーや日焼け止めなどはまったく持たないです。でもトイレットペーパーは紙がないところも多いので、カバンに入れておいた方が良いでしょう。
地図は空港やホテルなどで貰えたりしますが、地図は予めGoogle mapやmap.me等から携帯にダウンロードしておきましょう。
繰り返しになりますが、バックパッカーの荷物としては機内に持ち込める範囲(7kg以内)を目指してみましょう!
また、飛行機の機内に持ち込める液体の量は100ml以下と決まっておりますので、整髪料やコンタクト保存液、化粧水などは、容器が100ml以下であるかどうかをきちんと確認してパッキングしましょう。
7kg以上のバッグを長時間背中に背負っていれば体も疲れてきますし、旅先で荷物抱えて移動するのもだんだん億劫(おっくう)になってきます。せっかくの旅で、旅するのが億劫になってきたら本末転倒ですよね。ですので、旅で持ち運ぶ荷物をいかにミニマムにして、身軽に旅できるかという点にフォーカスしてみましょう。
さて、荷物を確認したところでHISで航空券を探してみませんか?
ひとつ前の記事では、『バックパッカーとして旅を始めようと思っているあなたへ|初心者向けのアドバイス』という内容を綴っておりますので、ぜひ今日の記事と合わせて読んで頂けましたら幸いです。
https://kiritorichuzai.com/backpacker-trip-advice
次の記事ではバックパッカーのメリット・デメリットを記事にしております。
https://kiritorichuzai.com/backpacker-trip-merit-demerit
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ではまた!