突然ですが、ブラックでコーヒーを飲むと、カロリーはほとんどありません。
今日はちょっとこんな豆知識をふんだんに織り交ぜながら、
タイのコンビニで買える缶コーヒーを勝手に評価してみたいと思います。
余談ですが、コーヒーのタイプは下記の3タイプがありまして、
① すっきりタイプ:
焙煎は浅煎りで、コクや苦味が落ち着いていてすっきりした酸味のあるコーヒー。
② どっしりタイプ:
焙煎は深煎りで、どっしりとしたコクや苦味を好むタイプのコーヒー。
③ バランスタイプ:
コクや苦味、酸味のバランスがとれて飲みやすく、幅広い方に支持されるコーヒー。
あなたはどのタイプのコーヒーがお好きですか?
私は①のすっきりタイプが好みです。
では、タイの缶コーヒー飲み比べ、いってみましょう!
まずタイで一番見かけることの多い、味の素タイランドが出している『Birdy ROBUSTA』。
ゴルフ場で飲むと縁起がいいとのことで、すでに何本飲んだかわかりませんが、
あいにくバーディーを出した記憶は。。
砂糖:9g
甘さ:
酸味:
苦味:
香り:
コク:
kcal:60カロリー
評価:ボギーすら出ません。
豆知識 ✍:これを飲んでもPer.3のグリーンすら 乗 り ま せ ん !
缶に変な白いひもがついているのに気付かず写真UPしてすいません、味の素様。
続いても味の素が出している『Birdy BLACK LOW SUGAR』。最近発売したのかな?
日本人だとBLACKの文字につられて、ついついブラックコーヒーを想像して一口飲むと
『なんじゃこらーっ!!』って松田優作バリに思いを抱いた経験があるかもしれません。
砂糖:5g
甘さ:
酸味:
苦味:
香り:
コク:
kcal:35カロリー
評価:8本の中では一番まともに飲める缶コーヒー。カロリーも35kcalと一番低いです。
日本で言う甘さ控えめ微糖ってキャッチフレーズが付けられるんじゃないでしょうか。
タイのコンビニで買える、このサイズの缶コーヒーのなかでは、おすすめの1本です。
ただ私の好みとしては、砂糖の入っていないスッキリとしたアイスコーヒーがベター。
豆知識 ✍:コーヒーのカロリーはとても少なくて、ブラックコーヒー1杯あたり7~8kcalです。
3番目に紹介するのも味の素が出している『Birdy ESPRESSO』。
さすがエスプレッソという言葉通り渋いのかというと、見事に裏切られます。
砂糖:9g
甘さ:
酸味:
苦味:
香り:
コク:
kcal:70カロリー
評価:砂糖の甘さが先行して、コーヒー本来の酸味や苦味を消されてしまっている感じ。
缶コーヒーって気にしたことなかったけど、コーヒーの香りがほとんどしないですね。
イタリアで飲むちっちゃい、これだけ?って思うエスプレッソとはモノが違います。
そもそもイタリアに行ったのも、もう10年前になってすでに覚えていませんが。。
豆知識 ✍:コクは口の中に残る余韻、そして苦味は舌の奥で感じる刺激のことだそうです。
では次、
4本目もまた味の素、タイでは味の素が日本でいうジョージア的缶コーヒーを作っています。
この缶の色からして甘いのが想像できる『Birdy Latte』。私は普段手に取らない部類ですね。
砂糖:15g
甘さ:+2個
酸味:
苦味:
香り:
コク:
kcal:90カロリー
評価:ひと口目で「甘っ!」って言葉が出るくらいSo sweet & The Thai Tasteって感じです。
これはコクではなく甘さだけが口に残ります。もっと渋めの豆使った方がいいですね。
缶コーヒーは、価格の安いロブスタ種をすでに多く使っているとは思いますが。
豆知識 ✍:コーヒー豆には、三大原種と言われるアラビカ種、ロブスタ種、リベリカ種があります。そのうちアラビカ種は、世界で生産されているコーヒーの7~8割を占めていると言われています。ロブスタ種のほうがアラビカ種より安く流通していて、タイではロブスタ種が生産高の99パーセントを占めており、アジア第3位のコーヒー生産国となっています。
5本目に紹介するのも味の素。タイの缶コーヒー市場においてひときわ目立つ量の少なさ。
通常180mlの缶コーヒーがディフォルトのところ、これだけは高級感狙って150ml。
『Birdy BARISTA ESPRESSO SHOT』、なんか名前が長いだけでも高級そうでしょ?
(ディスってないですよ)
砂糖:14g
甘さ:
酸味:
苦味:
香り:
コク:
kcal:70カロリー
容量:150ml (他はすべて180ml)
評価:コーヒーの味としては悪くないのですが、この缶サイズで砂糖14gは入れ過ぎ。
8本のなかでは香りもしっかりしてるし、砂糖5g位だとより良いものになりそうです。
豆知識 ✍:コーヒー豆は焙煎時間が長ければ長いほど苦くなり、短ければ短いほど酸っぱくなります。嫁と一緒にいる時間が長くなればなるほど苦しくなり、短ければ短いほど酸っぱくなる、とかならないとか。遠い目。👉うちは9年経っても仲良く暮らしている方だと思います!
6本目に紹介するのは、ネスレ(Nestlé)が出している『NESCAFE ESPRESSO ROAST』。
スイスの会社ですが、ネスカフェ・イコール・コーヒーみたいなブランドを確立しています。
砂糖:11g
甘さ:
酸味:
苦味:
香り:
コク:
kcal:70カロリー
評価:味のバランスは良いと思います。砂糖11gが5-6gになればもっと大人の味になりそう。
でも悪くないと思います。日中汗をかいて、休憩時間に飲むときなどには、
これくらいの甘さのほうがいいのかもしれません。
豆知識 ✍:nestle はドイツ語で「鳥の巣」を意味し、中国では「雀巣」と表記します。wiki調べ
7本目はネスレ(Nestlé)が出している『NESCAFE Latte』。
気づいたのですが、缶コーヒーのこの色系統は、反応的に甘い!というイメージが先行して、
コンビニでは滅多に手に取ることはないのですが、でも普通にコーヒーショップでコーヒー頼むとき、たまにラテとかカプチーノを選んだりもするんですよね。
砂糖の甘さも然ることながら、ミルクをたくさん入れるので、コーヒー豆本来の渋みや酸味を和らげてくれる訳ですが、スタバのキャラメルミルクマキアートとかは、果たしてコーヒーなのか??ってくらいに、コーヒー本来の味が薄まってしまってますよね。
あれはすでにミルクです。
ディスるわけじゃなくて、私も好きで良く飲んだりしているのですが、おかんが言うには
「コーヒーっていう割には、牛乳と氷を入れる量が半端ない」っていうねん。
「そらもうコーヒーじゃないがな」。
砂糖:10g
甘さ:
酸味:
苦味:
香り:
コク:
kcal:80カロリー
評価:ミルク。
豆知識 ✍:スタバ店内の家具は、本社が家具メーカーに特注したものであり、市販はされておりません。
ラスト8本目に紹介するのが、『NESCAFE BLACK ICE』。
日本からの出張者とかに買ったりすると、ネーミングだけを見て飲んでビックリ。
ちょうどタイで緑茶を買って、飲んだら砂糖入りで甘くてビックリみたいな。
これ私も缶コーヒー買って何度経験したことか。。
タイで缶コーヒーとしては、もう物理的に純粋なブラックコーヒーは飲めなかったのです。
ついこの前までは。でも遂に発売し出したんです!純粋に美味しいと思える缶コーヒー!
話から逸れてしまうので、それはまとめに書いておきますね。
砂糖:9g
甘さ:
酸味:
苦味:
香り:
コク:
kcal:50カロリー
評価:酸味と甘みが同時に来るような感じ。味もちょっと安そうな豆を想像してしまいます。
ちょっとバランス感が悪いですね。せっかくブラックに寄せて作ったのに、
タイ人に売れるようにするためには、砂糖を足さないといけなかったという、
商品開発者の心の内が読み取れるようなコーヒーに仕上がってます。
豆知識 ✍:アイスコーヒーと水出しコーヒーの違いは、
【熱いお湯でコーヒーを淹れて、氷などで急に冷やして作る】のがアイスコーヒー。
水出し浸け置きか水出し滴下で、【水でコーヒーを抽出する】のが水出しコーヒー。
-まとめ-
今回8本の缶コーヒーを飲み比べて評価してみましたが、
なんとこの缶コーヒー8本に含まれる砂糖の合計は82g、
6gのスティックシュガーがなんと13.6本分!
このため、この企画は1日で書き綴るのは危険ということで、3日間に分けて執筆しました。
ちなみに私がタイで飲むコーヒーで美味しいと思うのは、True CoffeeのHigh Speed Coffeeと、
セブンイレブンで最近販売し出したTokyo Brew COFFEE AMERICANO 40バーツ(約133円)。
私が求めていたコーヒーはまさにこれ☝だったのです。
遂にタイで、みんな甘いジュースがだ~い好きなこのタイにおいて、純粋なコーヒー☕。
初めて飲んだこの前、『あ~しあわせ~』ってなりましたからね。
コールドブリューは酸味、渋み、苦味が抑えられてスッキリ飲みやすいコーヒーです。
これ最後の豆知識☝
コーヒーの世界はほんとに広いものです。私の好きなCasa Lapinというお店では、
エチオピアやルワンダ、グアテマラなどで採れた豆のコーヒーを淹れてくれます。
タイもコーヒーが一般的に飲まれるようになって久しく、コンビニで買ったコーヒーも
グラスに移し替えて目を瞑って飲んでしまえば、高い・安いなんてわからないくらいの
クオリティーになりつつあります。
Let's have an enjoy coffee time!! 自宅からは以上です。
コンビニ食べ比べシリーズの記事もぜひご覧ください!
タイのセブンイレブンで売っているポテトチップスを食べ比べてみた。
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タイのコンビニ・スイーツを食べ比べてみた。【セブンイレブン編】
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