タイ生活でのあれこれ - 旅行 x ホテル x CAFE x 投資 x 駐在生活 -

キリトリ・タイ駐在生活

タイのカオソック国立公園|行き方とツアーの内容などをご紹介


 
今日はスラータニーにあるカオソック国立公園(KHAOSOK NATIONAL PARK)をご紹介いたします。
 
《タイの桂林》とも呼ばれるゴツゴツとした岩と原生林が織りなす自然の雄大さは、一見の価値ありだと思いますよ。何せあのアマゾンよりも古く世界最古の熱帯雨林の一つだそうです。
 
 
それでは、バンコクから2泊3日でも訪れることができるカオソック国立公園を、1.場所、2.行き方、3.ツアーの種類、4.日帰りツアーの内容の順にてご紹介していきます。
 
 

タイのカオソック国立公園|絶景の自然を見に行こう。

1.カオソック国立公園(KHAOSOK NATIONAL PARK)の場所について

まずはカオソック国立公園(KHAOSOK NATIONAL PARK)の場所からご紹介します。
 

 
カオソック国立公園(KHAOSOK NATIONAL PARK)は、スラータニーとパンガーの県境にあり、アクセスはスラータニーの空港や市街地から車で約1時間半、プーケットの北にあるカオラックからも車で1時間半から2時間ほどの距離にあります。

プーケットからは車で約3時間、クラビからも3~4時間掛かってしまうので、日帰りで訪れるには厳しい場所となります。
 
多くの人はカオラックやスラータニーから日帰りツアーか水上コテージに泊まる1泊2日のツアーを利用して訪れます。
 

2.カオソック国立公園までのアクセス方法と所要時間

カオソック国立公園までのアクセスは主に2つあります。

1.スラータニーからツアーに参加するか、Van・Taxiで最寄りのカオソック(町)まで行き、1泊して次の日にツアーに参加する。
 
 移動の所要時間:スラータニーの市街地からカオソック国立公園まで車で約1.5時間
         スラータニーの市街地からカオソック(町)まで車で約2.5時間
 
 
2.カオラックからの日帰りツアーか1泊2日のツアーに参加する。
 
 移動の所要時間:カオラックからは車で約2時間

 
私は早朝のバンコク発スラータニー行きのフライトで飛んできて、一旦空港からスラータニー市街地までの空港バス(100B)で街へ出た後、Van(250B)でカオソックまで移動しました。そして次の日にカオソック国立公園への日帰りツアー(1,500B)に参加しました。
 

 
写真:カオソックのバス乗り場。
ここからはスラータニーやカオラック、クラビ行きなどのVanがあります。サムイ島やパンガン島へのジョイントチケットも購入可能で、私はカオソックからパンガン島まで移動しましたが費用は650バーツでした。
 
カオソックの町は本当に小さな町ですが、1本道沿いにゲストハウスが数十軒建ち並ぶ旅の起点となる町です。コロナ前は結構バックパッカーも滞在していたのではないかなと思えるところで、窯でピザを焼くお店は連日多くの西欧人で賑わっていました。またゲストハウスに戻る道ではホタルの群れを見ることができました。
 
スラータニーからカオソックまでの道中では、車窓から見えるごつごつとした山々と木々の大自然を目にして、カオソック国立公園への期待を膨らませたものでした。
 

 
それでは次にカオソック国立公園へのツアーについて書いていきます。
 

3.カオソック国立公園へのツアーの種類について


 
カオソックの町から出発するカオソック国立公園へのツアーは、日帰りツアー(1,500B)や水上コテージに泊る1泊2日のツアー(2,500B)、湖とナイトサファリがセットになったツアー(1,800B)や、カヌーとトレッキングがセットになったツアー(1,800B)など、何種類からか好きなものを選ぶことができます。

カオラックからのツアーは、日帰りツアーが2,500B~であるようです。
 

4.カオソック国立公園への日帰りツアー内容について


 

カオソック国立公園日帰りツアーの概要をご紹介

参加した日帰りツアーの大まかなスケジュール:

08:30 カオソックで泊ったホテルでピックアップ
09:30 ローカルマーケット立ち寄り
10:30 チャオラン湖の船着き場到着
10:45 国立公園入場料(300B)と船着き場利用料(20B)を支払い、船に乗船、出港。
11:30 奇抜な岩山群で記念撮影
12:00 水上コテージ到着、すぐに昼食、13:00まで自由時間
13:00 トレッキング開始、Nam Talu Cave(水が通り抜ける洞窟の意)へ向けて出発。
14:00 Nam Talu Cave到着。名前の通り水が貫通する洞窟のなかをアドベンチャー散策。
16:00 トレッキングから水上コテージに戻り、少し休憩時間
17:30 船着き場に戻り帰路へ
18:30 カオソックのホテル到着

 
それでは時系列に沿ってツアーを紹介していきます。
 

ホテルから車(Van)でラチャプラパダム(チャオラン湖)の船着き場へ

朝8時半ごろホテルにツアーの車がピックアップに来てくれて、一路ラチャプラパダム(チャオラン湖)を目指します。そしてツアーの起点となるのが船着き場となります。
 

 

カオソック国立公園にあるラチャプラパダム/チャオラン湖とは?

カオソック国立公園へのツアーの入り口になるのがラチャプラパダムまたはチャオラン湖。
185キロ平方メートルある人工的に作られた湖ですが、まずはその大きさにビックリします。1つの街を丸ごと飲み込めるくらいの大きさです。

ラチャプラパダムは貯水池でもあり、タイ南部の貴重な水源となっています。大小100を超える島があり、時期的には年中訪れることが可能ですが、ベストシーズンは12月から4月までで、本当に悪天候の場合は国立公園への入場が制限されることもあるそうです。
 

 

観光用の船に乗って、まずはカオソック国立公園のシンボルへGO!

ツアーではまず船に乗って風光明媚な岩山がそそり立つエリアを目指します。時間にして40分くらいでしょうか。中国の桂林やベトナムのハロン湾を彷彿させる岩山がこの国立公園のシンボルにもなっています。
 

 
カオソック国立公園ツアーのハイライト的存在である奇抜な岩山群。10分くらい写真を撮るために停まって、船頭に立って各々写真を撮ったりして過ごします。そして、次に向かうのが昼食を食べるための水上コテージです。
 

1泊2日のツアーでは宿泊も可能な水上コテージにて昼食を


 
この水上コテージは参加するツアーによって訪れるコテージが違う様子です。4種類のタイ料理が並ぶ昼食を頂いた後は、湖で泳いだりカヌーに乗ったりと各々好きな時間を過ごします。
 

ツアーに含まれている昼食は旅行の楽しみのひとつ


 
料理も湖で獲れた魚料理、鶏肉を玉ねぎ・チリと混ぜて甘じょっぱいタレで炒めたもの(パットプリックガイ)、グリーンカレー、そして細麺の炒め物とそのどれもが美味しく、また無くなるとお皿に料理を追加してくれるので、ツアー参加者でたくさん頂きました。ツアーで一緒になったイギリス人やフランス人、オランダ人、リトアニア人の方々にも味は好評でした。
 

洞窟のなかも散策するかなり本格的なトレッキングへGO!


 
そして午後からは往復約3時間かけて、山道をトレッキングします。メインは洞窟散策。
 

 
途中何度も小川を渡ったり、洞窟の中では一部泳ぐ必要のある川を渡ったりと、かなり本格的なアドベンチャートレッキングです。
 

 
洞窟の中では長い年月を経て作られた鍾乳洞や、コウモリ、かなり大きな蜘蛛、カエルなどの生き物を見ることができます。人一人がやっと通れる岩と岩のあいだを通り抜けたり、水深2mはあろうかという洞窟のなかの池も泳いで渡ったりします。隣に掴める岩があるので溺れることはありませんが、泳ぐのが苦手な人にとっては怖い体験になるかもしれませんね。
 

 
洞窟の入り口に着いた時にツアーガイドさんが空を見上げていたのですが、雨雲が流れてきていないかをチェックして、雨が降ってきたら洞窟の中の水が増水する可能性もあるので、途中で洞窟のなかを引き返すこともあるそうです。
 

トレッキング参加する際に持っていくべき持ち物

トレッキング用のゴム靴は水上コテージで50バーツでレンタルできましたが、必ず濡れても良いように水着ウォータープルーフのバッグを用意しましょう。そして、洞窟の中は真っ暗なので懐中電灯も忘れずに。

トレッキング持ち物リスト

👉水着
👉防水タイプのバッグ
👉懐中電灯
👉トレッキングシューズ(xサンダル)
👉着替えの服

 
ツアー会社もしくはゲストハウスによっては、防水バッグと懐中電灯は貸してくれますよ。
 

タイのカオソック国立公園|行き方とツアーなど -まとめ-


 
今回初めてカオソック国立公園を訪れてみましたが、とても魅力的な旅先だなと感じました。
胸を張っておすすめできるタイの旅行先のひとつです。

バンコクからなら3連休の2泊3日でカオソック国立公園へ訪れることも可能ですし、

≪大自然に癒されること間違いなし!≫

 
そして、スラータニーやカオラックからレンタカーなどで個人的に訪れることも可能ですが、カオソック国立公園はただでさえ広大なエリアとなり、効率的にカオソック国立公園のアクティビティを楽しむならツアーに参加した方が賢明な選択となります。
 
 
ここまでご覧いただきありがとうございました。
「次の旅先候補にスラータニーのカオソック国立公園はいかがですか?」
このブログを見て、少しでも行ってみたいなと思って頂けたのであれば幸いです。

また当ブログでは、ほかにもタイの旅行記事を書いておりますので、
ぜひついでに読んで頂けましたら嬉しいです。

 
では、最後までご覧頂きありがとうございました!
早く普通に旅ができるようになるといいですね。
 
   

  • B!