「パタヤって聞いたことありますか?」
「ではナコンパトムって聞いたことありますか?」
おそらくアユタヤやパタヤは知ってるし、行ったこともあるよ!って方がいると思いますが、ナコンパトムってどこ?って方が多いのではないでしょうか。
バンコクの西に約55km、パタヤやアユタヤといったタイのバンコク周辺の観光地に比べると、圧倒的に知名度の低いナコンパトムですが、タイの中でも一番古い町(ナコンパトムとは最初の都市という意味)で、町のアイコンであるプラ・パトム・チェディや、日本人にも有名になってきた火山蒸しエビが食べられるなど、バンコクからの日帰りツアーにはもってこいのこの町を紹介していきたいと思います。
まずは、日帰り旅行のおおまかなスケジュールから。
【ナコンパトム/Nakhon Pathom】日帰り観光プラン
pm12:30 Kung Phu Khao Fai(火山蒸しエビで有名!)でランチ
pm14:00 Wat Phra Phatom Chediを観光
pm15:30 帰り道がてらafter the rain coffee & galleryでカフェ
pm16:30 バンコクへ向けてドライブ
大都会のバンコクの街を通り抜けて、一路ナコンパトムへ。
在タイ日本人にも有名な火山蒸しエビが食べられるこちらのこの看板を目指します。
お腹が一杯になったあとは、世界一高いこちらの仏塔を見に行きましょう!
帰りに休憩がてら、こちらのカフェに立ち寄ってみましょう。
では、ひとつずつ紹介していきますね。
お昼には絶品の火山蒸しエビを食べに行こう!
タイに住んでいる日本人には知っている人も増えてきたKung Ob Phukao Faiというレストラン。直訳するとKung=エビ、ob=蒸す、phukao fai=火山。お店の名の通り、エビの蒸し焼きがこのお店のSignature/代表作。火山の形をした器が燃え上がり、そのなかにある焼きエビが食べられるというアトラクションが人気です。
お店に着くと、今日のエビの値段がキロあたりいくらかを、エビのサイズごとに表示されています。500gからでも注文でき、エビのサイズ(大)の方を500g注文したら6匹でした。2人で食べるには500gでも十分です。
「お待ちかねの火山エビがやってきました!」
何やらアルコールの液体を火山の形した容器に掛けて、火をつけると写真のように燃え上がります。でも10秒くらいで消えてしまうので、事前にカメラの準備をお忘れなく。
エビはプリっぷりでおいしかったです。タイに来ると毎日のようにエビを食べられることもあり、エビに飽きてしまうというのも"タイあるある"ですが、歯応えもあって味のしっかりしているエビはやっぱり最高です!
火山蒸しエビを食べた後は、ナコンパトムのシンボルであるお寺を観光しに行きましょう。
世界で一番大きな仏塔があるプラ・パトム・チェディを見に行こう!
さすがは世界一の高さ(120.45m)を誇る仏塔で、存在感が他のお寺とは違います。
外国人観光客は入場料が60B掛かると表示がありました。
こちらの仏塔は3世紀にモーン族によって作られたと言われ、今でも仏教の聖地として多くのタイ人が参拝に訪れます。もともとナコンパトムはタイの都市の中でも歴史が長く、7世紀から12世紀まではモーン族のドゥバーラヴァディー王国として栄えていました。スコータイ王朝やアユタヤ王朝が栄えるもっと前から、この地で文化が開花していたのですね。
本来ならお寺の中にも入って観光するのが普通ですが、昼過ぎにこちらに着いた頃はもう暑過ぎて、外から写真撮って終わりにしてしまいました。
これでただバンコクに帰るのではもったいなので、どこかカフェに寄っていこう!とGoogle Mapでカフェを検索してみると、写真で見る癒しの風景が心をくすぐり、飲み物やお皿がお洒落で、きっと気に入るだろうと思って向かったのが、after the rain coffee。
インスタ映えするカフェ・after the rain coffeeに寄ってみよう!
ナコンパトムにもたくさんのカフェがあり、Google Mapで見つけたナコンパトム市内にあるWay Coffeeは人気があるのか駐車場も満車で車を止められず、今回はパスしてナコンパトムからバンコクへ戻る道中で、Central Salayaの近くにあるafter the rain coffee & Galleryに寄りました。
カフェを楽しみながら目の前に広がっていた風景が上の写真。バンコク近郊にもこんな癒しの風景が広がっており、舟に乗って用水路を行き来することもできます。多くの若いタイ人が携帯片手にそれぞれのカフェ時間を楽しんでいました。
飲みものだけではなく、スイーツやアイスクリームなどもあり、雰囲気と相まってお洒落な写真が撮れるはず!(食べるのに夢中になって適当に撮った写真しかありませんでした)
-まとめ-
まだまだ外国人旅行者には知名度がなく、旅で訪れる機会も少ないナコンパトムですが、改めて旅をしてみると、こんな近場に雰囲気のいい田園風景や川沿いの癒しの空間、そしておいしい料理やカフェがあることを知りました。
今回は自分で車を運転して出掛けましたが、タイの鉄道を使って、ゆっくり南国の風に吹かれながら電車の旅をしてみるのも良いかもしれませんね。
では、次のバンコクの旅の際には、ぜひナコンパトムへの旅も計画してみてくださいね!
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