日本への渡航等でタイでPCR検査を受けようと思われている方に、
バンコクでPCR検査を比較的安く簡単に受けられる場所を4つご紹介いたします。
本ブログでご紹介する4か所のほかに、スワンナプーム空港の1階7番ゲートと8番ゲートの間にあるPCR検査場にて、1,200バーツでPCR検査を受けられます。 ※24時間営業。
日本帰国のための陰性証明書も取得でき、予約なしのウォークインで検査が可能です。
(※13:00から14:15はスタッフの休憩時間でPCR検査場は閉まっています)
午前11時までの検査の場合 ⇒ 同日午後9時までに検査結果判明
午前11時以降の検査の場合 ⇒ 翌日午後9時までに検査結果判明
検査結果は登録したEメールアドレス宛にメールで送信されます。
では、バンコクでPCR検査を受けられる4か所をそれぞれご紹介していきます。
RT-PCR検査 クリニック・病院名 | 料金 | 場所 |
---|---|---|
Genovation Medical Laboratory | 24時間後結果受け取り 1,500バーツ 6時間後結果受け取り 2,000バーツ | クロントゥーイ |
MedConsult Clinic | 24時間後結果受け取り 1,500バーツ 7時間後結果受け取り 3,000バーツ | トンロー |
Renewme Skin Clinic | 24時間後結果受け取り 2,900バーツ 6時間後結果受け取り 3,900バーツ 3時間後結果受け取り 4,900バーツ | ナナ |
Princ Hospital | 24時間後結果受け取り 新価格:3,100バーツ | バンナー |
バンコクの日本人が良く利用する大きな病院は、PCR検査が予約制になっていたり、費用が3,500~4,500バーツ掛かりますが、上記の4つのクリニック・病院では比較的安くPCR検査を受けられます。
Twitter上では、1つ目のGenovation Medical Laboratory(คลินิกเทคนิคการแพทย์จีโนเวชั่น)でPCR検査を受けられたというツイートをよく目にしました。
2番目のMedConsult Clinicはトンローのサミティベート病院に程近いところにあり、オンラインで簡単に検査予約ができます。時間は午前7時~午後6時55分まで15分単位で選択でき、予約なしでウォークインでも検査可能です。検査結果は午前10時までに検査を受ければ当日中に結果が判明し、10時以降の検査場合は翌日に検査結果が判明します。
なお、自身のPCR検査の実体験を載せるのは、4つ目のPrinc Hospital(ウォークインで検査可能)です。私は2022年1月に日本へ一時帰国する際に、国際線に乗る際や日本入国のために必要なPCR検査および陰性証明書を取得しましたので、その実体験を載せたいと思います。(2022年6月14日にも日本からの出張者を、帰国前PCR検査のためにPrinc Hospitalへアテンドしてきました)
-2022年11月追記-
11月にサムットプラカーンのギンケーオ通りにあるChularat HospitalでPCR検査を受けた時は、費用が1,990バーツでした。翌日に陰性証明書を受け取れます。本記事でご紹介しているPrinc Hospital(費用3,100バーツ)より安いので、Chularat Hospitalのほうがおすすめですね。
バンコクでコロナのPCR検査を受けてきた話。
バンコクでPCR検査を受けられる病院を探す
インターネットで検索をかけると、サミティベート病院やDYMインターナショナルクリニックなど、日本人ご用達な病院がヒットしますが、両病院とも事前予約制となっております。
サミティベート病院のPCR検査ご案内 検査代4,000バーツ
DYMインターナショナルクリニックのPCR検査ご案内 検査代4,000 → 3,900バーツ
私はフライトまで時間があまりなかったため、予約なしのWalk-inでPCR検査を受けられる病院を探して、実際PCR検査を受けてきたのがバンナーにあるPRINC HOSPITALでした。
PRINC HOSPITALのご紹介
場所はバンナートラッド通りの7km地点にあり、メガバンナーの少しバンコク側にあります。
昔はPiyamin Hospital(ピヤミン病院)という名前でしたが、数年前に経営者が変わって、それを機に全面改装されて非常に綺麗な病院へと変わりました。
PRINC HOSPITALでのPCR検査手順
病院に着いたら外で体温を測り、病院の中に入ってすぐ受付/Registrationがあるので、PCR検査を受けに来た旨を告げます。
受付で下記のPCR検査料金表や希望する書類などを選択してくださいと言われるので、希望の箇所にチェックを入れます。2022年6月現在では、PCR検査代が3,100バーツとなっております。
ここで日本帰国のために必要になる書類は、一番上のCOVID-19 RT-PCR Test = THB 3,300 → 3,100と、Required Document欄にあるLaboratory ResultのEngとなりますので、こちらに印を入れ、電話番号、メールアドレス、署名、日付を記入します。
ここで悩むのが日本の厚生労働省のホームページにある陰性証明書(下記)の作成(有償で1,000バーツ)が必要かどうかですが、日本帰国時に日本の空港検疫手続官に直接聞いたところ、必要ないとのことでした。
2022年6月現在、厚生労働省の陰性証明書フォーマットの書類取得は正式に不要となりました。病院発行の陰性証明書だけで大丈夫です。
病院が発行する陰性証明書に検査日、検査方法、検査結果が記載あれば問題ないとのことです。
(2022年1月当時)こちらの厚生労働省のホームページ上でダウンロードできる書類は、病院側でもフォーマットを持っていましたが、書類作成代として1,000バーツの有償対応となっておりました。日本入国の際にこの書類は無くても入国可能ですので、もう無駄に1,000バーツ払う必要はありません。
Laboratory Result(病院が発行する陰性証明書)の英文をしっかり貰いましょう。
実際にPCR検査を受けてみましょう
さて、PCR検査の手続きを完了した後は、病院の一番右奥のカウンターへ移動して、名前が呼ばれた後、病院外に設営されたPCR検査場で、あの鼻奥と喉奥にグリグリするPCR検査を受けます。
このブースで少し鬱な時間を過ごし、完璧に防護服でガードされた看護師さんが検体を取ってくれます。所要時間はほんの1分程です。
PCR検査結果はSMSで連絡があり、陰性証明書は翌日受け取り。
翌朝、病院からSMSでNot Detected(陰性)というメッセージが届き、翌日陰性証明書の受け取りが可能となります。
私は厚生労働省のフォーマット書類で陰性証明書を1,000バーツ掛けて取得しましたが、結果的に日本入国時に空港で使用することは無く、全くの不要でした。
またPrinc hospitalの利用注意点として、有償で取得した手書きの書類には、書き間違えが2箇所(①. 検査日の西暦が2021年になっていた ②. 検査方法が鼻咽頭検査に印が入っていた)あったため、書類の記載があっているかをきちんとその場で確認することをお勧めします。
Walk-inでPCR検査が受けられる病院は、急ぎのときに重宝されると思いますので、私のように急ぎでPCR検査が必要な方は、バンナーにあるPrinc Hospital Suvarnabhumiを利用されてみてはいかがでしょうか。
住所: 35/2 Moo 12, Bang Na-Trat Frontage Rd, Bang Kaeo, Bang Phli District, Samut Prakan 10540
電話: +6620805999
WEB : https://www.princsuvarnabhumi.com/
MAP : https://g.page/princsuvarnabhumi?share
PCR費用:
タイから日本へ帰国前に必要なPCR検査|国際線搭乗に必要な陰性証明書の取り方-まとめ-
PCR検査の値段が安いGenovation Medical Laboratory, MedConsult Clinic, Renewme Skin Clinic-Bangkok Branch, そしてスワンナプーム空港1階のPCR検査場でもCovid-19の陰性証明書が取得でき、日本渡航するうえで何ら問題のない書類が貰えますので、ご利用してみてください。
なお、これは私が聞いただけの話ですが、日本からの出張者や旅行者がタイに来てコロナに罹り、コロナから快復してもPCR検査をすると陽性が出てしまう場合には、抗原定量検査だと陰性になる場合があるそうです。
日本入国時に有効な検査方法の一つとして認められている「抗原定量検査(Quantitative Antigen Test)」は、タイ国内の一部の医療機関で導入されております。(DYM / Sakura Cross Clinicなど)
参照:Sakura Cross Clinic・・抗原定量検査のご案内 (費用:2,500B)
https://www.sakuracross.jp/bangkok/21s043301/
参照:在タイ日本大使館 1.到着空港 1.検査証明書の提示
https://www.th.emb-japan.go.jp/itpr_ja/news_20210615.html
注意:ATK(Antigen Test Kit)による検査は、日本入国時に有効な検査とは見なされませんのでご注意ください。