そんな方に読んでほしい今日の記事、これまで私が発券した特典航空券のおすすめ度、
お得感やその特典航空券の評価を書いていきたいと思います。
まずマイル(マイレージ)とは、飛行機に乗ったり、提携しているクレジットカードを利用することによって手に入るポイントのようなものです。マイルが貯まったら現金や物に変換も可能ですが、もし現金化したりギフトに変えてしまうと、1マイル当たりの価値が無料航空券(特典航空券)に交換するよりも低くなってしまいます。
どういうことかというと、もしマイルを現金化・商品交換したら基本1マイル=1円か1.2円くらいにしかならないのですが、マイルで国際線の特典航空券へ交換すると、1マイルの価値がエコノミーで2~3円、ビジネスやファーストクラスの航空券に交換すると、1マイル=5~10円になる場合もありますので、基本、マイルは航空券に交換するのをおすすめします。
また注意点として、国内線は1マイル1円~2円くらいの価値にしかなりませんので、できれば国際線の航空券を、そしてただ単にエコノミー航空券に変換するだけでなく、なるべくビジネスクラス・ファーストクラスの特典航空券に換える方が、1マイル当たりの価値が上がります。
ページコンテンツ
- 1 マイルのおすすめの使い方
- 2 私が発券した特典航空券とその評価
- 2.1 ユナイテッド航空・マイレージプラス バンコク-日本往復 ビジネスクラス
- 2.2 ユナイテッド航空・マイレージプラス バンコク-日本往復 エコノミー特典航空券
- 2.3 ユナイテッド航空・マイレージプラス バンコク-ウランバートル往復 エコノミー特典航空券
- 2.4 デルタ航空・スカイマイル バンコク-日本往復 ビジネス特典航空券
- 2.5 デルタ航空・スカイマイル ソウル-x台北-成田片道 ビジネス特典航空券
- 2.6 タイ国際航空・ロイヤルオーキッドプラス バンコク-ソウル往復 エコノミー特典航空券
- 2.7 タイ国際航空・ロイヤルオーキッドプラス バンコク-ソウル往復 エコノミー特典航空券
- 2.8 タイ国際航空・ロイヤルオーキッドプラス バンコク-プーケット往復 ビジネス特典航空券
- 2.9 デルタ航空・スカイマイル 成田-ソウル片道 ビジネス特典航空券
- 2.10 タイ航空・ロイヤルオーキッドプラス バンコク-パース往復 ビジネス特典航空券
- 3 -まとめ-
マイルのおすすめの使い方
・国際線のビジネスクラスやファーストクラスの航空券と交換する。
・貯めている航空会社の特典航空券を発券する。
・片道航空券ではなく、往復航空券を発券する。
👉 提携している航空会社の特典航空券も発券は可能ですし、就航している都市の選択も広がりますが、必要マイル数が増える場合が多いので、良く調べてからどの航空券にするかを決定しましょう。また一般的に往復航空券より片道で交換する方が、必要マイル数が多く必要になるケースが多いので、なるべく往復航空券を発券しましょう。
私は3社のマイレージプログラムに参加しています。(日系のJAL, ANAが無いんですよね。)
航空会社 | マイレージプログラム | 主な貯め方 |
---|---|---|
デルタ航空 | スカイマイル | クレジットカード |
ユナイテッド航空 | マイレージプラス | スターアライアンス系の飛行機搭乗時 |
タイ国際航空 | ロイヤルオーキッドプラス | タイ航空搭乗とクレジットカード |
〇デルタ航空・スカイマイル(スカイチーム)・・・ノースウエスト航空だったときからマイル貯めていますが、デルタ航空が成田-バンコク便を取りやめてしまってからは、めっきりスカイチームの航空会社に乗ることも減ってしまい、今ではクレジットカードでのマイル加算のみとなっています。でも日本-韓国間のビジネスクラスが必要マイル数15,000マイルとお得なため、この区間を飛ぶときに利用させてもらっています。
〇ユナイテッド航空・マイレージプラス(スターアライアンス)・・・デルタ航空同様、成田-バンコク線を飛ばなくなってしまって、マイル貯める機会も減ってしまいましたが、マイルの有効期限がなくなったため、安心して貯めることができます。ANAやシンガポール航空等、スターアライアンス系の航空会社に搭乗する際にマイルを貯めています。
〇タイ国際航空・ロイヤルオーキッドプラス(スターアライアンス)・・・日本出張やその他のアジアへの出張時も、バンコクからはほとんどタイ国際航空を利用していますが、購入する航空券のクラスが下のクラス(格安航空券)の為、マイルの加算率が悪いのが玉に瑕です。タイで使用しているクレジットカードも20バーツで1マイル加算されるクレジットカードをメインで使用しているので、3社のなかでは一番マイルが貯まります。
それでは、これまで私が特典航空券に交換した実例を挙げながら、
おすすめ度やお得感、コメントなどを書いていきたいと思います。
※必要マイル数は発券当時の必要マイル数であり、
今現在のマイル必要数とは異なる場合があります。予めご了承ください。
私が発券した特典航空券とその評価
ユナイテッド航空・マイレージプラス バンコク-日本往復 ビジネスクラス
ユナイテッド航空利用/ビジネスクラス
必要マイル数:65,000マイル
諸費用 : 4,500円(JPY)
2010.12.29 BKK-NRT バンコク-成田
2011.01.03 NRT-BKK 成田-バンコク
おすすめ度:
お得感:
コメント:2020年4月現在、南アジアから日本行きのビジネスクラス特典航空券は70,000マイル必要となっています。エコノミークラスが40,000マイル必要なので、その差は30,000マイルですが、普通に航空券を購入する場合、エコノミーとビジネスクラスの航空券代金はざっと3倍くらいは違うため、是非マイルを貯めてビジネスクラスに搭乗してみてください!
スターアライアンス系の航空会社で特典航空券を発券する場合、以前は日本とバンコクなら往復45,000マイルと固定されていましたが、2019年11月15日に大幅なプログラム改変があり、必要マイル数が変動制になって、時期によって必要マイルが異なる仕様なってからは、非常に複雑になってしまいました。
ユナイテッド航空・マイレージプラス バンコク-日本往復 エコノミー特典航空券
ユナイテッド航空利用/エコノミークラス
必要マイル数:20,000マイル
諸費用 : 54.80米ドル(USD)
2011.07.15 BKK-NRT バンコク-成田
2011.07.18 NRT-BKK 成田-バンコク
おすすめ度: (※当時は20,000と少ないマイルで発券できたため)
お得感: (※当時は20,000と少ないマイルで発券できたため)
コメント:あくまで、おすすめ度、お得感は当時の話で、昔は日本-バンコク間は20,000マイルで往復出来ていたんですよね。今では最低でも40,000マイルですのでかなり改悪されてしまいました。現段階では、日本-バンコク含む南アジア路線をエコノミーで発券するのは、お得では無いでしょう。
ユナイテッド航空・マイレージプラス バンコク-ウランバートル往復 エコノミー特典航空券
タイ国際航空・シンガポール航空・中国国際航空利用/エコノミークラス
必要マイル数:2人で60,000マイル/@30,000マイル
諸費用 :2人で201.40米ドル/@100.70米ドル(USD)
2013.12.28 BKK-SIN バンコク-シンガポール タイ国際航空利用
2013.12.28 SIN-PEK シンガポール-北京 シンガポール航空利用
2013.12.29 PEK-ULN 北京-ウランバートル 中国国際航空利用
2014.01.02 ULN-PEK ウランバートル-北京 中国国際航空利用
2014.01.03 PEK-ICN 北京-ソウル 中国国際航空利用
2014.01.05 ICN-BKK ソウル-バンコク タイ国際航空利用
おすすめ度:
お得感:
コメント:この時はバンコクからモンゴルのウランバートルへ行くルートのうち、北京とソウルにストップオーバーで滞在できて、すべてエコノミークラスでしたが、通しで1人30,000マイルだったので、お得な航空券だったと思います。そもそもバンコクからウランバートル行くには、当時、航空券代が40,000-50,000バーツ(約128,000-160,000円)していましたので、エコノミークラスでありながら、1マイル=3円以上の価値となり、お得であったと思います。
デルタ航空・スカイマイル バンコク-日本往復 ビジネス特典航空券
大韓航空利用/ビジネスクラス
必要マイル数:70,000マイル
諸費用 : 2,575バーツ(THB)
2013.11.30 BKK-ICN バンコク-ソウル
2013.11.30 ICN-HND ソウル-羽田
2013.12.04 HND-GMP 羽田-ソウル(金浦)
2013.12.04 ICN-BKK ソウル-バンコク
おすすめ度:
お得感:
コメント:この旅は自分が搭乗したのではなく、当時の彼女(今の奥さん)にあげた航空券で、彼女にとっては初めてのビジネスクラス搭乗となり、良い思い出になったのではないかと思います。基本ビジネスクラスでの発券は、おすすめ度・お得感ともに5つ星になりますね。
デルタ航空・スカイマイル ソウル-x台北-成田片道 ビジネス特典航空券
チャイナエアライン利用/ビジネスクラス
必要マイル数:15,000マイル
諸費用 :28,000ウォン(KRW)
2016.12.25 ICN-TPE ソウル-台北
2016.12.25 TPE-NRT 台北-成田
おすすめ度:
お得感:
コメント:思いっきりひとつ上のコメントを否定する形になりますが、おすすめ度は★3つ。通常ソウル-東京間は2時間ちょっとのフライトですが、この時はビジネスクラスの飛行機に長く乗りたいがために、わざわざソウルから台北経由して東京へ飛んで、実搭乗時間は5時間半となりました。経由時間入れれば約7時間となりましたので、おすすめ度は3つ星としました。ボーイング777のヘリンボーン配列のシートで、少し斜めに座りながらフルフラットになるシートに乗れたのは良い思い出です。2区間ビジネスクラスに乗れて、15,000マイルだけなので、お得感は非常にあると思います。飛行機好きな方、いかがでしょうか。
タイ国際航空・ロイヤルオーキッドプラス バンコク-ソウル往復 エコノミー特典航空券
タイ国際航空利用/エコノミークラス
必要マイル数:45,000マイル
諸費用 : 1,665バーツ(THB)
2016.10.04 BKK-ICN バンコク-ソウル
2016.10.08 ICN-BKK ソウル-バンコク
おすすめ度:
お得感:
コメント:この旅は自分が搭乗したのではなく、当時の彼女(今の奥さん)にあげた航空券です。初めてタイ国際航空で特典航空券を発券しましたが、日本や韓国への往復エコノミー特典航空券が45,000マイル掛かるので、それであれば75,000マイル貯めてビジネスクラス乗った方が確実に良いですね。エコノミー航空券は安い時で16,000バーツ(約52,500円)くらいなので、1マイル=1.16円。諸経費抜いたら、1マイル=1.04円。これではマイルのコスパ悪いです。
タイ国際航空・ロイヤルオーキッドプラス バンコク-ソウル往復 エコノミー特典航空券
タイ国際航空利用/エコノミークラス
必要マイル数:45,000マイル
諸費用 : 1,665バーツ(THB)
2018.08.13 BKK-ICN バンコク-ソウル
2018.08.19 ICN-BKK ソウル-バンコク
おすすめ度:
お得感:
コメント:この旅も自分が搭乗したのではなく、一つ上と同じく嫁さんにあげた航空券です。一つ上の2016年のときと変わったのは、2年の時を経て彼女が奥さんになったことですかね。
タイ国際航空・ロイヤルオーキッドプラス バンコク-プーケット往復 ビジネス特典航空券
タイ国際航空利用/ビジネスクラス
必要マイル数:20,000マイル
諸費用 : 1,710バーツ(THB)
2019.02.23 BKK-HKT バンコク-プーケット
2019.02.24 HKT-BKK プーケット-バンコク
おすすめ度:
お得感:
コメント:初めて国内線でマイレージ特典航空券を発券しました。1時間10分のフライトに、ビジネスを使うメリットはあまりないかもしれません。空港ラウンジを使ってみたい方、とにかくビジネスクラスに乗ってみたい方など、そういった方には良いかもしれませんが、個人的にはデルタ航空かユナイテッド航空のマイルで、日本-韓国間ビジネスクラスで飛ぶのが一番コスパ良いのではないかと思います。バンコク-プーケット往復のビジネスクラスを普通に航空券買おうとすると約8,000バーツ(約26,500円)。諸費費用抜いて計算すると1マイル=1.04円。やっぱりコスパは良くありませんね。
デルタ航空・スカイマイル 成田-ソウル片道 ビジネス特典航空券
大韓航空利用/ビジネスクラス
必要マイル数:15,000マイル
諸費用 : 3,710円(JPY)
2019.04.18 NRT-ICN 成田-ソウル
おすすめ度:
お得感:
コメント:日本-韓国間のビジネスクラス片道15,000マイル、往復30,000マイルで行けるのは非常にマイル使う価値があると思います。片道7万円台する大韓航空のビジネスクラスが15,000マイルで飛べるので、1マイル=4.66円の価値が出ます。フライトの機材はB777-300で、ビジネスクラスの席もゆったりしてて前のモニターに足が届かないほど広いのですが、機内食が驚くほど不味くて残したほどでした。せっかく大韓航空のKALラウンジで食事をせずに搭乗したのにがっかりしたのを覚えています。よっておすすめ度は★4つにしました。
タイ航空・ロイヤルオーキッドプラス バンコク-パース往復 ビジネス特典航空券
タイ航空利用/ビジネスクラス
必要マイル数:75,000マイル
諸費用 : 7,345バーツ(THB)
2019.06.01 BKK-PER バンコク-パース
2019.06.03 PER-BKK パース-バンコク
おすすめ度:
お得感:
コメント:バンコクからオーストラリアのパースまではフライト時間が6時間半であり、ちょうど成田に飛ぶのと同じくらいです。エコノミー往復で45,000マイル、ビジネス往復で75,000マイルなので、ビジネスクラスで発券されることをおすすめしますが、個人的にタイ航空のマイレージ発券は諸経費が高い気がするので、おすすめ度・お得感は★4つ止まり。通常、バンコク-パース間のビジネスクラスは81,430バーツ(約267,500円)するので、1マイル=3.56円換算。諸経費を抜いても1マイル=3.24円くらい。お得ではありますが、LCC乗ればバンコクからパースまで、クアラルンプールもしくはシンガポール経由で、安いときは7,000バーツとかで行けちゃいますからね。ただ、フルフラットシートで寝られることと、機内食が非常に美味しいので、この区間のタイ国際航空利用は推しておきたいと思います。
-まとめ-
結論としては、「こつこつとマイルを貯めて、
ビジネスクラス・ファーストクラスに乗りましょう!」
マイルは家族などへ航空券譲渡(家族名義で特典航空券を発券)もできるので、
お父さんお母さんに旅行(航空券)をプレゼントするのも良いかもしれませんね。
私もまだファーストクラスには1度も乗ったことがないので、今タイ国際航空のマイルを貯めているところです。日本-バンコク間往復のファーストクラスの必要マイル数が110,000マイル。貯められなくもないマイル数なので、いつか搭乗日記が書けたらいいなと思いながら今日のブログを締めたいと思います。
これまで旅の記事をたくさん書いていますので、このまま下にスクロールしていただくか、
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長文にお付き合いいただきありがとうございました。