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キリトリ・タイ駐在生活

タイ・バンコクのカフェ紹介|【Mother Roaster】@タラート・ノイ


 
バンコクのカフェを検索してみると、いろいろなお洒落なお店が出てきますが、日本語で検索かけると、当然のことながら日本人が多く住むスクンビットエリアのカフェが数多くヒットします。ただ、個人的にはチャオプラヤー川沿いやバンコク旧市街にあるカフェや街の雰囲気が大好きで、街の散策も兼ねて週末にはカフェ巡りをしています。

そして今日紹介するのが、71歳の現役バリスタがお客さんを温かく向かい入れてくれる『Mother Roaster』です。一杯ずつ丁寧に淹れてくれるコーヒーが特徴です!

お店はチャイナタウン(ヤワラー)の南に位置しており、BTSの駅やMRTの駅は近くにないため少し歩くことになりますが、バンコクの古い街並みを見ながら歩いていると、ヤワラーからは約1kmの距離で徒歩15分、フアランポーン駅からも約1kmを徒歩15分ほどで到着します。

では写真とともに『Mother Roaster』を見ていきましょう。
 

【Mother Roaster】| タイ人にも人気の街歩きエリア・タラート・ノイ。


 
今から約150年前にできたタイで初めての車道といわれるバンコクのジャルンクルン通りには、歴史を感じさせるコロニアル様式の建物や中華式の民家、近代アートと古い倉庫や建物を融合させた美術アートの数々を目にすることができます。そして、今日ご紹介するMother Roasterもジャルンクルン通りから程近い、タラ-トノイと呼ばれるエリアに位置しています。
 
 

 
 
お店は込み入った小道を通ってアクセスするため、車やタクシーでお店の前まで直接行くのは難しいものの、タイ人の若者がカメラをぶら下げてファッションモデル並みなポーズで写真を撮っているのを横目に見ながら、下の写真の古めかしい扉を目指して小道を歩きます。
 
 

 
 
アンティーク感漂う建屋の前で、タイ人の若者に混ざりながらお店の入り口の写真を撮ったあと、いざ扉のなかへ。
 

【Mother Roaster】| まるで廃墟のような建物の中へ・・・


 
 
建物の中に入ると目に入ってくるのが、廃材の山。そして薄暗く冷たい雰囲気・・。そしてどことなく怪しくて寂しい電球の装飾。自動車かトラックの部品なのか、スプリングやベアリングが無造作に散らかっています。古い鉄工所に入り込んだようなあの機械油の臭い・・というのは嘘で、においは特にしませんでしたがw 建物左手に2階へと続く階段を上がります。
 
 

 
 
カメラを向けずには居られない廃墟の雰囲気を楽しんだ後、建物に入ってすぐ左手奥にある階段を上ります。みしみしときしむ階段を上ると、緑の木々とアンティーク家具のようなテーブルと椅子が目に飛び込んできて、良いお店の雰囲気を醸し出しています。
 
 

 
 
2階には雰囲気の良いテラス席が2席、木造建築のためきっと禁煙であります。知らんけどw
 
ではそっと、木造の扉を開けて、お店の中に足を踏み入れてみましょう。
 

【Mother Roaster】| それではお店の中へ


 
 
ご覧の通り、笑顔で店員さんが向かい入れてくれます!
写真からも「いらっしゃーい!」って声が聞こえてきそうですよね!

店内は左手にテーブル席やコーヒーを目の前で淹れてくれるカウンター席、レジの右奥にもカウンターがあり、レジから見て右手には絵画が飾られたテーブル席もあり、天井も高くて想像以上にお店は広くて雰囲気も明るく、1階とのコントラストが映える空間となっています。
 
 

 
 
お店の壁には自転車や学校の教室を思い出すような真ん丸の時計が飾られていたり(時計はだいたい丸いwという声が聞こえてきそうではある)、はたまた火垂るの墓の写真があったり。ダイヤルを回すという語源にもなった、0から9までを手で回す電話なども飾られています。
 
 

 
 
店員さんもミッキーマウスやペコちゃん人形のTシャツを着ていたりと、なかなかお洒落。
 

【Mother Roaster】| カフェのメニューをご紹介します


 
 
Mother Roasterは、世界各国のコーヒー豆を取り揃えており、アイスコーヒーにしてもレジの前に置いてあるコーヒー豆の入った瓶で、コーヒー豆の香りをテイスティングさせてくれて、渋みの強いものや飲みやすいものなど、お客様のお好みを聞いてくれます。
 
 

 
 
普通のコーヒーは80~100バーツくらいですが、少し上質なコーヒーとなると120~300バーツするフィルターコーヒーもあり、1杯ずつ丁寧に淹れてくれるコーヒーは、目の前で手動のミルでコーヒー豆を挽いてくれて、熱湯をゆっくりと注ぎこむ、まさに魅せるコーヒー。もちろん味も文句なしです!
 
 

 
 
軽食はホットミールとしてパイとレジの前に置いてあるデザートがあります。カフェのミールとして、パイ1個50バーツ(約175円)は結構安い気がしますね。
 
 

 
 
チョコブラウニーも40B(約140円)など、お手軽な価格で食べることができます。スタバのようにショーケースにフード類を綺麗に並べてデザート推しのお店も多いなか、こちらのお店はあくまでコーヒーで勝負って感じですね。
 

【Mother Roaster】| 今回頼んだものはこちら


 
 
数多くあるフィルターコーヒーのなかから、コーヒー豆の甘い香りと渋みがあまりないというホンジュラスのBrandyをチョイス。フルーティーな味で苦みもなく、すーっと飲めました。

目の前でコーヒーサーバーに滴るコーヒーも絵になります。この空間だけ時間がゆっくりと流れているような錯覚に陥るかもしれませんよ。私は写真撮影でそれどころではありませんでしたがw

BGMでJAZZなんかかかって、サックスやピアノの音色なんかが聴けるともっとムードが出ますね。
 
 

 
 
はい、オーダーしたものが目の前に揃いました!
 

【本日のオーダー】:
--- Honduras / Brandy / Iced Americano 160B ---
--- Brownie               40B ---

 
コーヒーは味も然ることながら、テーブルの前でコーヒー豆を手で挽いてくれたり、熱湯を目の前で注いでコーヒーを淹れてくれたりと、見ていてコーヒー一杯に対する丁寧さが伝わってきて、味わい深くいただきました。

ブラウニーも個人的に好きということもありますが、甘さも丁度良くてコーヒーのあてとしては文句なしでした。
 
 
では最後に今日の記事のまとめです。
 

【Mother Roaster】のまとめと-お店紹介-


 
 
👉 『熟練のコーヒーマスターが寡黙に淹れてくれる、丁寧で繊細なコーヒー』

そんなコーヒーをバンコクで飲みたい方が居らっしゃったら、ぜひこのお店へ。

お店の店員さんの人柄も良いし(笑顔が多い)目の前でコーヒーを淹れてくれる店員さんのまなざしは真剣そのもの。バンコクでも有数の指折り人気カフェに入るのではないでしょうか。
 

最後に【Mother Roaster】のお店紹介です。

お店   :【Mother Roaster】
住所   :1172 ตรอก, San Chao Rong Kueak, Talat Noi, Samphanthawong, Bangkok
TEL    :(+66) 612162277
営業時間  :10:00 - 18:00
休業日   :なし
Homepage :なし
Facebook :https://www.facebook.com/motherroaster/
Google Map:-開く-

 
ぜひタイに住んでいる方も、今後旅行者としてタイに来れるようになった場合にも、
一度こちらのカフェ【Mother Roaster】に出かけてみて欲しいと思います。
 
 
あわせて以前書いた下記のバンコク・カフェの記事もご覧頂けましたら幸いです。
 

 
では、最後までご覧頂きありがとうございました。
早く旅ができるようになるといいですね!
 
 
   

  • B!