今日ご紹介する空港ラウンジは、ベトナム・ホーチミン市のタンソンニャット国際空港にある国際線ラウンジ『Le Saigonnais Business Lounge』です。
こちらの空港ラウンジは特定の航空会社のラウンジではなく、空港運営会社であるSASCO (Southern Airports Services Joint Stock Company)が運営している空港ラウンジとなります。
タンソンニャット国際空港・国際線ターミナルにある空港ラウンジのなかで、2022年10月時点ではPriority Passで一時的に利用できていた『Le Saigonnais Business Lounge』ですが、2023年7月に訪問した際にはPriority Passでは利用不可となっており、代わりに1階にある『Apricot Business Lounge』がPriority Passで利用できるようになっています。
タンソンニャット空港国際線にて、Priority Passで空港ラウンジをご利用考えられている方は、1階にある『アプリコット ビジネス ラウンジ』をお使いください。
では今日は空港ラウンジ『Le Saigonnais Business Lounge/ル・サイゴンネイズ・ラウンジ』を詳しくご紹介していきます。
ホーチミン・タンソンニャット国際空港にある国際線ラウンジ |『Le Saigonnais Business Lounge』
今日ご紹介するLe Saigonnais Loungeは、JALやANAをはじめ、17航空会社のビジネスクラスやファーストクラスの搭乗者、マイレージ上級会員の方々が利用できます。
※注)以前Priority Passでも利用できましたが、2023年7月時点では不可となっております。
その他、JCBやダイナースクラブの上級会員の方や、ベトナム通信会社の上級会員の方もラウンジにアクセスが可能です。
また有償となりますが、一般の方でも945,000ドン(約5,800円)を支払えば最長4時間の滞在が可能です。 参考URL: https://sascobusinesslounge.com/en/product/le-saigonnais-intl-terminal/
さすがに5,800円を支払ってまで利用するかというと疑問が残りますが。。もし仮にこの空港ラウンジに仮眠室や仮眠ベッドがあり、長時間の乗継時間があるなどの理由があれば利用価値があるかもしれませんが、残念ながらこちらのラウンジには仮眠室、仮眠ベッドはありませんのでOverpricedかなと思います。
Le Saigonnais Business Loungeの場所について
Le Saigonnais Business Loungeは、タンソンニャット国際空港の国際線ターミナル3Fにあります。搭乗口17番、18番付近の階段もしくはエレベーターで上にあがったところにあり、そこから20番台の搭乗口方面へ向かうとバーガーキングをはじめ、いろいろな飲食店があるエリアとなります。
Le Saigonnais Business Loungeの営業時間について
2022年10月現在、ラウンジは24時間営業となっております。
Le Saigonnais Business Loungeの食事について
ホットミールが10種類ほどあり、ベトナム麺も置いてあって自分で汁をよそって食べます。サラダバーもあり、胡麻ドレッシングのほかに甘みのおさえられたマヨネーズもありました。
こちらは豚肉料理。骨付きの右側のものも左の豚肉も非常においしかったです。これまで利用してきた他のラウンジに比べても、料理の数は豊富で味もおいしいものが多かったです。
麺はフォーとも少し違ったきしめんのような麺で、具とともにボールのなかに小分けしてあり、そこにレモンなどのお好みのトッピングを入れて、裏手側にあるぐつぐつ煮え立つスープを入れて完成します。
パンは食パン、ロールパン、クロワッサンの3種類があり、オーブントースターで温めるとよりおいしくいただけます。パンを温めるとバターもじんわりと溶け込むようにパンに馴染むので、ぜひパンはトースターで温めて食べてみてください。
フルーツは南国の国らしくバナナやドラゴンフルーツなどがありました。
いただいた食事はこんな感じです。
赤くした豚チャーシュー(タイではムーデーン)やアヒルの塩漬け卵(タイではカイケム)は、タイでもお馴染みですね。総じて食事はおいしかったです。
Le Saigonnais Business Loungeのドリンクについて
赤ワインはSAN MARINOという検索しても出てこないワインで、国名からイタリアを想像したらチリ産だった価格も味も謎の赤ワイン。ALLIGATOR SILVERと検索したら銀色のワニの模型写真しか出てこないウォッカ。CAPTAIN MORGANというプエルトリコ産でアルコール40度のラム酒。ウォッカ ハノイといった国際色豊かなラインナップ。
白ワインはすでにシャーベットになってしまっているのではないかと心配になるくらいキンキン。知覚過敏の方は要注意。
ビールはソフトドリンクが並ぶ冷蔵庫の一番右下に申し訳なさそうに入っている『333』/バーバーバーというベトナムを代表するビール。
ソフトドリンクはKFCとかにあるセルフのドリンクディスペンサーのほかに、マンゴーやパイナップルなどのフルーツジュースがあります。
コーヒーメーカーはアメリカーノやカプチーノなどをタッチパネル画面で選ぶディスペンサーのほかに、ポットに入ったベトナムコーヒーと紅茶があります。下のバスケットに入っているのはナッツで、これも何種類かのナッツがミックスで入っていてとてもおいしいです。
近くにはコンデスミルクがこんもりあり、ベトナムから帰国前に最後のベトナムコーヒーを味わえますよ。
Le Saigonnais Business Loungeの設備について
深緑を基調とした天井の高い開放感のある空港ラウンジで、壁側にはベトナムのアオザイが飾ってあります。
窓側では滑走路が目の前に広がる席もあり、こちらは人気の場所でなかなか席が空きませんでした。カーブを描いた長テーブルもあって席にはコンセントもあるので、PC作業するには便利です。ラウンジ右奥には誰でも使えるデスクトップPCが2~3台有り、英語の雑誌も何種類かありました。
お手洗いはこんな感じで、奥に2つのシャワールームがあります。シャワー設備を利用されたい方はフロントデスクにコンタクトして、タオルやシャンプー、石鹸、ボディーローションが入ったバスケットを受け取ってからシャワールームを利用します。温かいお湯が勢い良く出ますので気持ちいいですよ!
Le Saigonnais Business Lounge-まとめ-
今日はベトナム・ホーチミンにあるタンソンニャット空港の『Le Saigonnais Business Lounge/ル・サイゴンネイズ・ラウンジ』をご紹介させて頂きました。
ラウンジスタッフも多く、空いたお皿は次の料理を取りに行ったり席を外すと片付けてくれるので、気配りの効いたホスピタリティのある空港ラウンジです。食事の充填もこまめで、たまたま居合わせたラウンジスタッフがパンもトースターで焼いてくれました。
料理は豚料理と春雨、塩漬け玉子、そしてコールスローのようなサラダがおいしく、個人的にも満足できる味でした。
あとラウンジにある椅子も硬すぎず柔らかすぎず、長時間座っても疲れない座り心地の良い椅子でこちらも高評価でした。
時間帯によっては混みあってしまうようですが、雰囲気も開放的で好きなラウンジのひとつになりました。
今日のブログ記事がタンソンニャット空港の『Le Saigonnais Business Lounge/ル・サイゴンネイズ・ラウンジ』の参考になれば幸いです。
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