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サウジアラビア・リヤドの観光ガイド|【2019年に観光ビザが解禁!】

リヤド

今日は、2019年9月27日から観光ビザが解禁となったサウジアラビアをご紹介いたします。

(でも残念なことに2020年4月現在、新型コロナウイルスの影響でビザ発給および発給済みのビザが一時的に停止となっております。観光ビザは1回取得すると、1年マルチで何度も訪問可能になるのですが、2020年2月末にサウジアラビア外務省からのメールで、コロナの情勢により1年間有効の観光ビザが無効になったとの連絡がありました)

近年、サウジアラビアは観光ビザの解禁だけでなく、女性が車を運転できるようになったり、2020年11月21、22日にリヤドで開催されるG20首脳会議を前に、急ピッチでメトロやビルが建設中と、目覚ましい発展を遂げています。そんなサウジアラビア、そして首都リヤドを紹介していきます。

それではまず、サウジアラビアの観光ビザや通貨、気候などの概要をさらっと触れておきたいと思います。

サウジアラビアを旅するための概要チェック!

サウジアラビアのビザについて

サウジアラビア入国スタンプ

観光ビザの申請は、こちらのオンラインビザ申請ホームページから申請でき、1年間有効なマルチビザ(1回の滞在は最長90日間)を取得できます。費用はビザ代金が300リヤル(約9,000円、1リヤル≒約30円)と、強制的に加入が義務付けられている保険代の140リヤル(約4,200円)の合計プラス発行手数料が必要になります。

2019年12月にビザを取ったときは、合計で463.44リヤル(クレジット請求額:13,703円/当時のレートが1リヤル=29.56円)でした。e-Visaはメールで送られてきますので、それをプリントアウトしてパスポートと一緒に、入国時にイミグレ係官へ渡します。

サウジアラビアの通貨について

サウジアラビア紙幣サウジアラビアの通貨は、サウジアラビア・リヤル(SAR)です。2019年12月当時は1リヤル≒約30円でした。

空港で米ドルやユーロからリヤルに両替したり、市内のATMを使ってクレジットカードでキャッシングもできます。2019年12月29日に400リヤルをキャッシングしまして、タイバーツで3,296バーツでしたので、約11,960円でした。

サウジアラビアの気温について

私が旅した12月は気温が20度くらいで、とても過ごしやすかったです。旅するには一番おすすめの時期です。逆に一番暑い夏(7月~8月)には45℃前後まで気温が上がります。降水量も少ないので空気は乾燥しています。

 

それでは、サウジアラビアの概要はほどほどに、今日の本題・サウジアラビアの首都リヤドの観光について紹介してきます!

サウジアラビア・リヤドの観光ガイド

リヤドの空港から市内までの移動について

リヤドのタクシー

空港からは、まだバスや電車などの交通手段が無いため、タクシーでの移動となります。空港からキングダムセンターまで90リヤル/約2,700円で、所要時間は30分くらいです。市内から空港へのタクシー代も同じく90リヤルでした。高速のような道を100km以上で飛ばすので、市内から空港へも30分くらいで到着します。

2020年にリヤドで開催されるG20首脳会議へ向けてメトロの建設が急ピッチで進んでおり、市内から空港までメトロが繋がるので、今後は空港⇔市内がだいぶ安く移動できそうです。

空港はターミナルが1から5まであるので、自分が搭乗する飛行機はどのターミナルを使うのかを、事前にしっかり確認しておきましょう。

リヤドの宿について

サウジアラビア・リヤドは観光客を受け入れはじめて間もないため、バックパッカーが泊まるようなユースホステルや安宿がありません。1泊3,000円~4,000円からホテルが見つかりますが、AgodaExpediaのスコアがあまり良くないところが多いです。私が選んだホテルは立地の良かったIbis Riyadh Olayaで、Agoda経由にて1泊7,700円程度でした。

 

リヤドの交通手段について

基本的にはタクシーでの移動がメインとなります。Uberの利用もかなり浸透しています。タクシーはまだメーター制ではなく事前交渉が必要です。その点、Uberは配車を頼むときにあらかじめ値段がわかるので、事前の価格交渉が無く、楽でおすすめです。Uberのアプリを事前にダウンロードしておきましょう。

リヤドバス車内

公共のバスにも乗ってみました。リヤドのバスはルートがわからないし、はっきり言って観光客にはハードルが高くてまったくおすすめできません。乗り方としてはバス前方のドアから乗車後、車掌さんに10SAR/約300円を渡してバスカードを貰います。1回の乗車で5SAR掛かります。リヤドの街は渋滞が酷く、バスレーンがあればいいのになと思いましたが、でもおかげでゆっくり車窓からリヤドの街の風景を眺めることが出来ました。

リヤドの観光名所について

今回はリヤドの観光名所を5つ紹介したいと思います。最後のディルイーヤ遺跡だけは、時間の関係で行けませんでした。

1.赤の砂漠 / Red Sand Dunes

赤の砂漠

タクシーをチャーターして(往復+1時間の待ち時間で350SAR/約10,500円)、赤の砂漠へ。ここはリヤド南西50km程のところにあり、360度砂漠!というわけではなく、言うなれば鳥取砂丘のようなところです。中国製のバギーを1時間50SAR/約1,500円でレンタルして砂漠を爆走し、途中何度か砂漠にタイヤをとられて動けなくなりましたが、後ろの金具部分を持ち上げて車体を角度変えることにより脱出できました。写真奥の傾斜面などはスピードも出て爽快ですよ!

赤の砂漠(Red Sand Dunes)は、リヤドのおすすめ観光スポットNo.1と言えそうです。

2.マスマク城塞

マスマク城塞

1902年にマスマク城に居を構えていたアジュラーン総督を討ち取り、サウード家の支配復活を宣言したのがこのマスマク城塞。今は観光名所として無料開放されています。城塞の中はパネル展示があり、歴史を学べるようになっています。

3.キングダムセンター展望台

キングダムセンター  キングダムセンター内部

リヤドのアイコンでもあるキングダムセンター内には、ショッピングモール、フォーシーズンズホテル、オフィスビルなどがあり、1階にはフードコートもあっていろんな料理を食べることができます。

展望台へはこのショッピングモールの2階からキングダムセンターの展望台(99F)へ上がる入口があります。看板がないので最初分かりにくいかもしれません。入場料は63SAR/約1,890円。

キングダムセンター

観光名所の少ないリヤドでは、観光客のほとんどの人がこのキングダムセンターに来るのではないでしょうか。ライトアップの色は30秒くらいごとに色が変わります。この周りの道路もメトロの建設が進められており、道を渡るのに大変苦労します。

4.国立博物館(ナショナル・ミュージアム)

リヤド国立博物館

ナショナルミュージアムの入場料は10SAR/約300円です。とにかく広くて、そしてとにかくお客さんが少ないです。そんななかでも日本人観光客4名を見かけました。

サウジアラビアの歴史や地理、イスラム教やアラビア文字、サウジアラビアの産業についての説明などがアラビア語と英語の併記で紹介されています。すべて見て回ると最低でも2~3時間は必要です。

5.ディルイーヤ遺跡

リヤドから北西約20キロにあり、昔サウード王家の首都が置かれたのがディルイーヤです。その中心であったツライフ地区は世界遺産に登録されています。15世紀にはじまったサウード家発祥の地として栄えましたが、オスマン帝国・エジプト軍により破壊されてしまいました。今では遺跡の修復が進み、サルワ宮殿やサアド・ビン・サウード宮殿なども観て回ることが可能です。夜には光を使ったマッピングも行われているようです。
 

リヤドでの食事について

リヤドのフードコートにて

実はサウジアラビア料理って言えるものを食べておらず、写真の食べ物もキングダムセンター内のショッピングモールのフードコートで食べたペルシャ料理です。36リヤルで約1,080円です。2日目の夜はレストランが開いておらず、ホテルにてカップラーメンとクロワッサンで済ましてしまいました。

お菓子

ミニマートで購入したお菓子とCANADA COLAという飲み物で、4SAR/約120円でした。
 

サウジアラビア人の家について

高級住宅街  スラム

キングダムセンターのやや北東エリアには超高級住宅街が広がっており、一軒一軒がお城のような大きさでした(写真左)。その一方でナショナルミュージアムからマスマク城塞へ歩いて向かう際に通った道では、出稼ぎ労働者が住むような貧困地区(写真右)などもあり、リヤドも貧富の差が激しいなと感じました。

サウジアラビアは出稼ぎ労働者の数も多く、タクシードライバーや赤の砂漠でバギーレンタルをしていたのはパキスタン人、キングダムセンター近くのショッピングセンターにあるCoffee Shopで働いていたのはフィリピン人でした。アラブ首長国連邦のドバイやシンガポールなどもそうですが、きっと現地の人たちは裕福で、経済や産業を支えているのは低所得者の出稼ぎ労働者という構図なのでしょう。

-まとめ-

サウジアラビア・リヤド市内

観光ビザの解禁ニュースを読んで、ビザ解禁元年に旅しておこうということで訪れたサウジアラビアでしたが、首都リヤドはまだそんなには観光客も多くはなく、イスラム教の聖地への巡礼で訪れるメッカやメディナ、そこへのアクセス玄関口となるジェッダの方が外国人は多いのかなと思います。

サウジアラビアは『ビジョン2030』という経済改革計画を掲げ、石油依存型の経済からの脱却を目指して、投資経済に基づく国家の発展を目指していく計画を策定しました。この『ビジョン2030』については、公益財団法人・中東調査会のホームページをご参照いただくとして、リヤドからドバイへ向かう飛行機の中で知り合ったサウジアラビア人から、下記のことを伺うことができました。

「サウジアラビアは、ムハンマド・サルマーン皇太子主導のもと変革の時を迎えており、観光ビザの解禁、女性の車運転の許可、賄賂・収賄の取り締まり(たとえ王族であっても)、2030年までの石油依存からの脱却、投資・起業への国からのファンド融資は利子0%であることや国民の半分をミリオネアにする計画などがあり、これは個人的な予想ではあるものの、後に続くのは2020年のG20を経てアルコールの解禁 (観光客を取り込むため) と、IR開発・特別経済地域の振興ではないか」

と、教えてもらいました。

これを教えてくれたサウジアラビア人男性は、たまたま飛行機の席で隣り合わせだった青年で、シドニーで大学卒業後、何と去年まで日本に3年間住んでいたとのことで日本語が堪能。今はサウジアラビアで工場を3拠点経営する若手経営者のひとりで、Limestone(石灰石)で紙を作るビジネス、アルミ部品やカーボンファイバーを使ってエアロスペース向けなどの部品加工業界へ参入するところとのことでした。

 
リヤドは正直、観光資源に乏しいのは確かですが、リヤド近郊にあるリッツカールトンホテルをはじめ、高級リゾートも今後益々増えていくと思います。サウジアラビアは昔のドバイやドーハがそうであった様に、何もない荒野に高層ビルやショッピングモールが立ち並び、やがて全世界の旅行者を取り込む魅力的な国に変わっていくことでしょう。

サウジアラビアを訪問した2019-2020年の年末年始の旅を、こちらの記事で綴っておりますので、あわせて読んで貰えたら幸いです。

2019-2020年の年末年始・ひとり旅を振り返る。【10日間・7か国周遊の旅】

ぜひ新型コロナウイルスが収束したら、この変わりゆくサウジアラビアを訪れてみてほしいと思います。

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