せっかくなら次の旅では海外に出かけて、綺麗な海で潜りたい!
でもさ、潜ったことないけど、そもそも海に潜って何が楽しいの?
今日はダイビングに興味を持たれている方へ、これまでスキューバダイビングで潜ったおすすめのポイントをベスト5としてランキング形式にして、順番に紹介していきたいと思います。また、私が思うダイビングの楽しみ方についても書いてみたいと思います。
実は20代で始めたスキューバダイビングも、※アドバンスドオープンウォーターまで取ったものの、30代になってからはめっきり潜る回数も減ってしまい、最後に潜ったのは2018年1月のモルディブが最後です。
※アドバンスドオープンウォーターとは・・・ ダイビングの資格の一種。一般的にダイビングでは、PADIという団体が認定するオープンウォーターというダイビングライセンス(Cカード)を取得します。オープンウォーターを取得すると水深18mまで潜れるようになるのですが、アドバンスを取ると水深30mまで潜れるようになり、ドリフトダイビング(潮流に合わせて流れながら潜るやり方)やナイトダイビング、沈没船ダイビングが出来るようになります。
なお、スキューバダイビングはライセンスを持っていなかったり、まったく潜ったことがない方でも、体験ダイビングというプログラムで気軽にスキューバダイビングを経験できます。
泳げない方(私も水泳は苦手)でもスキューバダイビングは出来ますので、ぜひ一度トライしてみてください。実際まったく泳げないうちの嫁も、モルディブで初めて体験ダイブをして、一緒に潜れましたので大丈夫です!
スキューバダイビングの楽しみとは?
ドロップオフや崖、岩、地形を見て楽しむ。
まず私が考えるスキューバダイビングの楽しみですが、それは【地形】です。
⦅はっ?⦆って思われる方がほとんどだと思いますが、私の経験上、ダイビングで一番楽しかったのは【ドロップオフ】と言われる底が見えない断崖を横目に地形を見て楽しむダイビングでした。まるで空間認識能力を削がれて、海の中で宇宙浮遊しているようなあの感覚・・・。
珊瑚や岩場などもそうですが、自然が織りなす風景が海の中でも広がっており、それを観れるのがスキューバダイビングの楽しみのひとつです。
場所によっては沈没船があるところもあり、その船のなかを探索できたりと、魚影も多くて見ごたえがありますよ!
魚影やカメ、マンタ、場合によってはジンベイザメと出逢える!
👆 イメージとしてはこんな感じ。
私はまだ大物と言われるジンベイザメなどには遭遇できていないですが、マンタの群れやバラクーダのトルネード、そしてカメと一緒に泳ぐという経験はできました。ダイビングが好きになってくると、魚を水中カメラで撮るのを趣味にされる方も多いですね。
船の上で世界各国のダイバーと一緒に食べるランチ!
共通の趣味を通じて同じ船に乗り込むダイバー同士、どこの海に潜ったとかどこが良かったかなど、情報を共有しながら食べるランチの味は格別です!ダイビングって終わった後すごく喉が渇くのですが、ダイビングの後の船上で飲むコーラもうまいんですよ!
日本人のやっているダイブショップでダイビングに申し込むと、船で一緒になった日本人の旅人同士で、その日の夜に一緒に夕食を食べるときもあったりして、一期一会の出会いもダイビングの醍醐味の一つです。
さて、だんだんスキューバダイビングをしてみたくなってきているあなたへ、
これまでダイビングで潜ってきた中からおすすめのポイント5つを紹介していきます。
(いや、そんなに潜りたくもないよ、って方もぜひ引き続きお付き合いください)
これまで潜ったダイビングポイント・ベスト5!
ベスト5. タイ・パタヤ
私のダイビング人生はここから始まりました。取引先の日本人のお客様で、ダイブマスターとダイビングインストラクター資格まで持たれている方が居て、その方にダイビングを教えてもらいました。
初めて潜ったのもパタヤの海。《海が汚くて・・あまり見えねー!》なんて思うこともなく、ダイビングってこんな感じなんだと素直に楽しんでいた初めの頃。これまでのダイビング経験のほぼ7割がパタヤでのダイブです。
アドバンスを取って、(意図的に沈められた船ではありますが)HTMS Khramにある沈没船のなかを泳ぐのはすごく楽しく、魚もたくさんいて時間があっという間に過ぎていきました。
ビジビリティー(海の中での透明度で、目で見える距離)は5-6mほど、悪い時で2-3mのときもありましたが、パタヤから船で1~1時間半離れたリン島の近くで、水深5~10mくらいの浅瀬で潜ると、透明度は10m以上見えるポイントもありました。
ベスト4. 日本・沖縄
まず覚えているのは、4月の沖縄の海はまだ水温が冷たく(確か20℃くらい)、タイやフィリピンで潜っている私には厳しい環境だったこと。真栄田岬・青の洞窟で潜りましたが、青の洞窟での景色の綺麗さより、とにかく寒かったというイメージが残っています。
青の洞窟は、那覇から車で約1時間の北部にある有名なダイビングポイント。光の差し込む青の洞窟はやはり綺麗でした。
また、沖縄のダイビングで一番人気と聞くのが、慶良間(ケラマ)諸島。ここもいつか潜ってみたいです。
ベスト3. タイ・プーケット
色とりどりの魚が多く、さすが南国の地でのダイビングって感じでした。
キングクルーザー、シャークポイント、ドクマイ島3ダイブのダイビングツアーで3800バーツ+フルレンタル器材700バーツ=4500バーツでした。
キングクルーザーではビジビリティー15mもあり、透明度が素晴らしかったです。
ベスト2. インドネシア・バリ
※マンタポイントと呼ばれるポイントで潜りまして、名前の通りマンタの群れに遭遇し、5匹が1列に連なって泳ぐ様は迫力がありました。途中カレント(潮流)が強くて、岩にしがみつきながら鯉のぼり状態になりつつ、横目で魚を眺めてたのも鮮明に覚えています。これまでのダイビング人生で1番強いカレントで、手を離したら死にそうなくらいでした。
※マンタポイントは、バリ島東側に浮かぶペニダ島の南部に位置し、サヌールビーチからスピードボートで約45分のところにあります。ペニダ島周辺にはポイントが20箇所以上あり、珊瑚礁&透明度はバリ島でも一番綺麗なところでして、透明度は30m以上になることもあります。(※マンタポイントは通常10m~15m)
なお、マンタポイントでのファンダイブ料金はUS$130でした。
最後に紹介する場所は、これまで何度か名前を挙げたモルディブでもなければタイでもなく、
ベスト1. フィリピン・バリカサグ
今でも色濃く記憶に残っているダイビングがバリカサグでのもの。バラクーダ(かます)の大群、そして壮大なトルネード、下が見えないくらいのドロップオフ。色とりどりの魚の鮮やかさ。何をとってもこれまでのベスト1!当時OPEN WATERしか持っていなかったのに気づけば水深30mくらいまで潜ってしまい、慌てて18mに戻したくらい夢中になったほどでした。
バリカサグへは、セブ島の一つ下の島にあるボホール島(パングラオ)からアクセスします。
なお、フィリピンのダイビングは通称【殿様ダイビング】と言われ、スタッフが機材からエアーの調整、潜る準備をすべてやってくれて、お客様は海に飛び込むのみ。もちろん海に潜った後は自分で浮遊の調整などはするのですが、ダイビング終えて船に上がってきたら、またスタッフが機材を全部片付けてくれて、お客様は何もしなくて良いのです。
普通はダイバーがエアータンクを自分のところに持ってきて、BCG(服)やレギュレーターなどのダイビング機材の装着、重石のウエイトを腰に巻いて、フィンやマスクを持ってきてと、当然のように自分でやるのですが、フィリピンは違うのです。
1本あたりのファンダイブの金額が1番安かったのもフィリピンで、1本1,000ペソ(当時で2,200円くらい)でした。
最後におまけとして1番残念だったのがタイのチャーン島。
ダントツのワーストでしたね。
前に進めど進めど白い砂浜にちょっと珊瑚があるだけで魚影もまったくなく、Cライセンス取るときにプールで講習受けてるのと変わらないくらいつまらなかったです。⦅これでお金を取るのかよ・・⦆と。
ただポイント変えた2本目は、フィッシュウォール(目の前一面が魚だらけ)に出くわし、興奮したものでした。
次に残念だったのがモルディブのファンダイブで、これは事前に期待しすぎてしまったのと、前日に大雨が降って海が濁ってしまったため透明度があまり良くなかったためです。
スキューバダイビングは自然を相手にしてますし、気候や天候によっても変化があるため同じ条件は2度と無く、出会える魚や風景、船に乗っているパーティーも一期一会。そんなところがスキューバダイビングの魅力なのかもしれませんね。
スキューバダイビング | 私のおすすめダイビングポイント・ベスト5!-まとめ-
ここまで私が選ぶダイビングスポット・ベスト5を綴ってきました。
ダイビングを趣味に持つと旅の目的地候補が広がったり、共通の趣味を持つ人々との交流が広がったりと、自分の世界観がさらに広がる気がします。その点でもスキューバダイビングはとても良い趣味だと思います。
最後にもう一回だけどこかで潜れるという機会があれば、これまでの中から選ぶと当然フィリピンのバリカサグ。まだ行ったことないところで選ぶとしたら、エジプトの紅海かアイスランドです!
私はアドバンスまで取ったのですが、経験ダイブ数も50本前後で止まってしまいました。理由は、一緒にダイビングに行っていた取引先のお客様や友人が、タイ駐在を終えてみんな日本に本帰国してしまったりして、私も自然とダイビングから離れていってしまいました。そんなことで、今日はかなり昔の記憶を辿りながらのブログ記事となりました。
さあ、旅ができるようになったらスキューバダイビングしに行きませんか?
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