旅行

タイ駐在員のソンクラーン旅行・一人旅|『サムイ島』編 


 
タイでは2021年3月下旬からまた急にコロナ感染者の数が増え始め、変異種の英国型で感染力の強い(B1.1.7)も検出されるなど、ソンクラン休暇も旅をキャンセルせざるを得なかったり、お店が21時で閉まるなどの規制・制約が出てきました。

数多くの地方都市では、バンコクを含むコロナの感染危険地域5県からの入境者に対して隔離措置などの義務を課しており、その状況は日々変わるため、最新の情報を収集することが必要になっています。

そんな中、タイミング的にはギリギリでサムイ島へ飛んできてしまったので、サムイ島の状況を一部ですが、写真とともに紹介したいと思います。
 

YO
タイ・バンコクで駐在15年目、バックパッカー歴は足がけ約20年のYOです。コロナの影響でいまだタイの観光業は大苦戦中です。プーケットやパタヤの閑散とした街の様子は聞き伝いに耳にはしていましたが、サムイ島はどのような状況か全くわからずやってきたわけですが、正直驚きました。
ここまでか・・と。かなり悲惨な状況でした。

 

タイ駐在員のソンクラン旅行|『サムイ島』-1日目-


 

「さすがはサムイ島!」と思わせる青い海がお出迎え

バンコクからフライトすること約1時間。眼下にエメラルドグリーンの海が見えてきて、まもなくサムイ空港に着陸。
 

 
南国を思わせる開放的な空港がお出迎えしてくれます。2021年4月9日から、バンコクのバンケー・ワッタナー・クロントゥーイ地区から来た人は空港でPCR検査が義務付けられてしまい、結果が出るまでホテル隔離待機となってしまいました。(私は違う地区なので無事にパス)
コロナに対する危機感がここ数日の間で一気に高まったことを強く実感しました。

またコロナの質問書も事前にWeb上で登録してQRコードを準備しておくか、空港でQRコードを読み取ってから質問票に記入する必要があります。
 

 
⦅この状況下では、はやりバンコクからの観光客はあまりWelcomeされていないのかな・・⦆などと内心思いながら空港のトイレに立ち寄ると、トイレでは初めて水槽を目にして思わず写真を撮ってしまいました。さすがはリゾート地、なかなかお洒落。
 

 
さて、空港からホテルのあるチャウエンまでは車で約5分、距離にして2.8km。空港タクシーの値段を尋ねると400バーツ(約1,400円)とのこと。チェックインの時間まで3時間あるし、歩いて行こうかとタクシーカウンターを離れたらすぐ300バーツ(約1,050円)に下がりました。

それでも初めての土地だし、風景や空港の飛行機を見ながら歩いてみようかと歩き出したら、結構汗だく。南国ってことをすっかり忘れてました。

横を通り過ぎるタクシーやホテルのバンを羨ましそうに見ていた姿がよっぽど淋しい姿に映った?のかは分かりませんが、通りがかりのバイクのおばちゃんが、自分の横を通り過ぎて振り向きざまに「後ろ乗ってけ!」って言ってくれて、ホテルまで送迎してくれました。⦅サムイの人大好き!⦆ってなったのは言うまでもありません。仕事に行く途中だったおばちゃんありがとう!
 
 

サムイ島の【チャウエンビーチ】|プーケットで言えばパトンのような島を代表するビーチ


 
「おーーーー!」っと青々したビーチを前に、出せない声を飲み込みながら目にしたチャウエンビーチ。実は全然飲み込むどころか、叫んでもいいくらい「人が居なーーーーい!!!!」
 

 
人を探そうと思ったら1km先とか、遥か先を望まないといけないこの状況。やばいでしょ。
 

 
数多くのリゾートやホテルが写真のようにCLOSED。一時的なものなのか完全にクローズになってしまったのかはわかりませんが、この観光客の数ではどうしようもないでしょう。街には多くの中国語の看板も目にしますが、中国人はまだサムイで見かけていない状況です。
 
コロナがもたらした影響はこんなところにも・・・
 

サムイ島の街並み|チャウエンビーチと平行して走る道を歩いてみると

 

 
人が居ないのはビーチだけではなかったのです。一応サムイ島をぐるっと一周できるメインの道であり、チャウエンビーチの目抜き通り。パタヤで言えばビーチロード。それが見るも無残な街並みに。店がやっていない。人が歩いていない。観光客はポツリポツリすれ違うのみ。
 

 
大好きなバーガーキングも閉まり・・
 

 
マクドナルドも居抜き物件状態・・
 

 
セブンイレブンも今日1日で、何店こうして閉店済みの店舗を見たことか。
 
辛うじて開いていた旅行会社で、明日のアントン国立海洋公園ツアー・Angthong Marine Park行きのオプショナルツアー(950バーツ)を申し込み、これまた数件だけ開いていた服屋さんで、パチモンのNIKEのハーフパンツ水着とTシャツを購入。値段聞いても一切言い値で構わないよって気持ちになったのは久しぶりでしたね。

街でダイビングショップも探してみましたが、見つからず。タオ島からの方が多いそうです。昨今は観光客の激減と、タイ人の旅行者はFacebookでオプショナルツアーを購入・参加してしまうため、従来の店舗型でパンフレットやポスター貼って営業する旅行会社は淘汰されつつあると旅行会社のスタッフが言っていました。
 
 

サムイ島で過ごす1日目|食事はこちらをチョイス


 
CENTRAL FESTIVAL SAMUIのフードコートでポークステーキ。
街の多くのレストランが閉まっていて、食事のチョイスも限られてました。
でもこのポークステーキが本当に美味しくて、こんな中でもお店がんばれ!って思わず心のなかで応援しました。

セントラルデパートの中の店舗ですらTemporary Closedや開店休業のような状態で、お客さんの少なさにもビックリしました。なんせ店員さんのほうが多いくらいなのですから。
 

 
そして今、このブログ記事を書いているのが、写真のSEEN BEACH CLUB SAMUI。
こちらはDJがClubミュージックを流し、広々したプールとその先に海を望むお洒落な空間。
 

 
こちらでビットコインなどの仮想通貨をトレードしつつ、お金を減らしながらバニラシェイクで慰めの1杯。
 

 
今夜の夕飯はこちらのチキンwithシーザーサラダ。
 

 
トレードとブログを書いていたら辺りはもう真っ暗。ライトアップされたプールを時たま眺め、内容まではまったくわかりませんがタイ人の会話がかすかに聞こえてくるのをBGMにサムイ島1日目の夜は更けていきました。
 
 
サムイ島1日目からかなりショッキングな街の光景を目にして、あと3泊何しよう・・??って思っているところです。明日以降もブログネタができれば良いのですが...

こんなところで今日は終わりにしたいと思います。

最後に、あわせて以前書いた旅の関連記事もご覧頂けましたら幸いです。

 
では、最後までご覧頂きありがとうございました!
早く旅ができるようになるといいですね。
 
   

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