ペッチャブリー県

タイ・バンコクから日帰り旅行|【ペッチャブリー】観光プラン。

カオルアン
 
[st-kaiwa1]「まず初めに、ペッチャブリー県って聞いたことありますか?」
ペッチャブリーとは、タイに77県あるうちの中部にある県の名前です」
「フアヒンに行くときにも、必ず通過する町がペッチャブリーです」[/st-kaiwa1]
今日はこのペッチャブリー県の日帰り旅行プランを書いていきます。
 
ぜひバンコクから日帰り旅行先の候補として検討してみてください。
 
 
petchaburi
 

タイ・バンコクから日帰り旅行|【ペッチャブリー】観光プラン

まず、バンコクからペッチャブリーに移動する手段は、下記のいずれかとなります。

1. バス   所要時間:2時間半ほど
2. 電車   所要時間:3時間強
3. タクシー 所要時間:2時間
4. ツアー  所要時間:2時間
5. 車    所要時間:2時間

車のチャーターは[Klook]が便利です。



タイ人は週末になると、パタヤやラン島、チョンブリーのバンセーン、ラヨーンのサメット島やバンコクから車で3時間くらいのところにあるフアヒン、チャアムへ遊びに出掛けたりします。

ペッチャブリーは日帰り(車で約2時間)で行ける距離にあり、バンコクから近場のビーチとしてタイ人にも人気のあるチャアム(町の名前)があるのもペッチャブリー県なのですが、まだまだ海外の観光客にはマイナーな町です。
 
 
petchaburi
 
 
ペッチャブリーは、バンコクから西に約140km、歴史的に見ると、ラーマ4世・ラーマ5世・ラーマ6世がそれぞれ離宮を建て、王室の保養地にもなったりしています。タイ湾の海側にはチャアム、ミャンマー国境方面にはケーンクラチャン国立公園の雄大な自然が広がっており、日帰りでも十分楽しめる旅先です。
 

まずは日帰り旅行のおおまかなスケジュールからご紹介します。
 

【ペッチャブリー / Phetchaburi】日帰り観光プラン

am08:00  バンコク出発(車、バス、電車、ツアーなどで出掛けましょう)

am10:00  『カオルアン洞窟』(洞窟の中にお寺があり、日が射す写真で有名!)

pm12:00  『チャアムでシーフード』。海を見ながら食事をしましょう!

pm14:30  田園風景の広がる『Na Ta Chom Coffee』にてカフェでまったり。

pm16:00  天然温泉の『Nong Ya Plong Hot Spring』で温泉に浸かりましょう。

pm17:00  一路バンコクへ。

注1:バスや電車など交通機関を使って旅する場合は、時間的にも距離的にもカオルアン洞窟とチャアムのセットを回るくらいで時間いっぱいになってしまいます。

注2:カオルアン洞窟に日の光が射すベストの時間帯は午前中の9:30から11:00くらいの様子です。
 
 
それでは観光名所ごとに少しずつ紹介していきます。
 

洞窟内に日が射しこむ神秘的な『カオルアン洞窟』

khao luang cave
 
実は、2020年5月24日、6月21日にカオルアン洞窟へ訪れたのですが、2回とも新型コロナウイルスの影響で閉鎖されてまして、3度目の正直でやっと洞窟の中に入れました。
 
カオルアン洞窟
 

Royal Caveという意味でナンクラオ王とモンクット王に捧げるためチュラロンコーン大王が作らせた仏像が奉られている、県内で最も重要な洞窟とされています。

モンクット王がここの静けさを好み、頻繁に瞑想に訪れ多くの仏像を残しました。洞窟の上部の岩の裂け目から漏れ射す明かりが仏像を荘厳に照らします。洞窟内の静謐な空気に心安まる神秘的なパワースポットです。   -タイ国政府観光庁HPより引用-

カオルアン洞窟について、Yahoo!の写真を開いてみる
 
カオルアン洞窟
 
洞窟の中に入るためには急な階段を降りることになりますが、洞窟の中はひんやり涼しくて、岩の割れ目から日の光が射す幻想的な光景を見ることができます。

【カオルアン洞窟情報】

名称:カオルアン洞窟 英語:Khao Luang Cave タイ語:ถ้ำเขาหลวง
時間:8:30 – 16:00
料金:無料 (任意の寄付金箱が設置されています)
住所:Thong Chai Muang Phetchaburi, Phetchaburi 76000
地図:Google Mapを開く

 
近くに車を止める駐車場もあり、周りには野生のサルがわんさかと居ます。餌をあげると罰金10,000バーツって掲示板もありました。こちらが食べ物を持っていると、サルは凶暴になるので注意しましょう。
 

穏やかな海を見ながら『チャアム』でシーフード

チャアムビーチ
 
 
チャアムはカオルアン洞窟から南に約45Kmのところにあり、車で1時間のところにあります。南北に長く広がるビーチ沿いには、選びきれないほどのシーフードレストランがあります。

海は決して綺麗とは言い難いのですが、新鮮なシーフードが食べられるのと、チャアムには5つ星のソフィテルホテルや、ノボテルホテルをはじめ多くのリゾートがあるので、週末旅行にチャアムへ旅するのも良いでしょう。




 
チャアム

夕方から夜にかけてもビーチ沿いは何キロにもわたりシーフード店やチムチュム店などが軒を連ねており、写真のようにビーチチェアーに座りながら食事を楽しむことが可能です。

海の色はチョコレート色でお世辞にも綺麗ではありませんが、雰囲気はとても良いですよ!
 

田園風景のなかでカフェでまったり『Na Ta Chom Coffee』

Cafe
 
 
車がないとなかなかアクセスが難しいですが、カオルアン洞窟からさほど遠くなく、田園風景が広がる田舎道にお洒落なカフェがあります。多くのタイ人観光客が写真目当てに訪れています。 Google Mapを開く
 
 
cafe
 
 
こんな田園風景を背景に、コーヒーやデザートを片手に写真を撮るタイ人で賑わっています。こちらもお店のコンセプトがしっかりしており、食事や飲み物だけではなく、ちゃんとインスタ映えするような素敵な『カフェ空間』を提供しています。
 

【Na Ta Chom coffeeの情報】

名称:นาตาชมคอฟฟี่ (タイ語)
住所:4032 Rai Som, Mueang Phetchaburi 76000
地図:Google Mapを開く
電話:063-501-5151
営業時間:07:00 – 18:00

 
さて、カフェと風景に癒されたあとは、車で約45分のところにある温泉を目指してみましょう。
 

山のなかにひっそりとある天然の温泉『Nong Ya Plong Hot Spring』で温泉に浸かってみよう!

hot spring
 
 
カフェを出発してしばらくすると雄大な山々が迫ってきます。山道を走ること約45分、ペッチャブリーにある天然の温泉・『Nong Ya Plong Hot Spring』に辿り着きます。地図はこちら
 
 

 
 
こちらの溜め池のような中に入っている水も、湯気こそ立っていないもののすべて温泉の源泉です。源泉水の温度は40℃ちょっとくらいで、そのまま浸かれるくらいの程よい湯加減です。
 
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写真の足湯は無料ですが、おばちゃんが貸しタオルを20バーツで貸しています。個室で温泉に入れる小屋と、上の写真の溜め池や足湯ができるパブリックスペースは少し離れています。この足湯ができるところまでは駐車場から約400m離れており、ソンテウ(1人20バーツ)も運行中。涼しい木々のなかを歩いて行くこともできるので、歩いて行くのも良いでしょう。
 
 

 
 
日本と違って温泉は個室で1人ずつ入るようになっており、浴室は2棟計20室あり、湯船に温泉のお湯を溜めて入ります。入浴利用料は50バーツで、タオルも10バーツで貸出してくれます。子供料金は30バーツです。お湯に浸かるのは20分までにしましょうという注意書きもあります。

営業時間は08:00から17:00までで、温泉施設エリアには簡単な食堂やマッサージ店などもありますよ。
 
 

 
 
お湯は無色透明で、においもありません。左の蛇口から温泉水、右の蛇口からは水が出ます。左の蛇口から勢いよく出る温泉の源泉が40℃ちょっとなので、日本人にはちょうどいいと思いますが、タイ人には熱すぎるかもしれませんね。

シャワーは無く、お湯を溜めて湯船に浸かるのみとなります。脱衣用のかごも室内にあるので、服が濡れる心配はありません。
 
 
【50バーツ(約195円)で体験できる幸せ】 
 - ぜひあなたも味わってみませんか?

 
 

【ペッチャブリー】観光プラン-まとめ-

車で行くのと電車やバスで行くのでは、移動できる距離や所要時間も異なってきますが、ペッチャブリー駅から行けるプラナコーンキリ国立歴史公園(ラーマ4世が建設したサマーパレス)や、カオルアン洞窟などを回るだけでも十分楽しい旅ができると思います。
 
 
世界遺産
 
 
また、車が無いとアクセスが大変ですが、2021年7月にユネスコ世界自然遺産にも登録されたケーンクラチャン国立公園も日帰りで訪れることが可能です。ペッチャブリー県からプラチュアップキリカン県にまたがるタイ最大の国立公園です。
 
 
吊り橋
 
 
ケーンクラチャン国立公園では、ケーンクラチャン湖とこちらの吊り橋が有名です。
国立公園のなかにはキャンプ場もあり、テントを張って寝泊まりもできます。
 
ぜひ次にタイを旅する際には、ペッチャブリーへの旅も計画してみてください!
 
 
私の場合は週末旅行に出かけることも多く、下記の記事も書いておりますので、お時間がありましたらぜひご覧ください。

 
 
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