タイ・バンコクのドンムアン空港国際線エリアには、プライオリティパスで利用可能なラウンジが3ヶ所あり、今日は国際線ターミナル1にある『The Coral ラウンジ』をご紹介いたします。
注)同じくプライオリティパスで利用可能なMiracle Loungeは、2つのうちひとつがコロナ禍で閉鎖中、もうひとつは午後7時半で閉まってしまいます。よって午後7時半以降にてプライオリティパスでアクセス可能な空港ラウンジは『The Coral ラウンジ』のみとなります。(2022年12月現在)
タイ・ドンムアン空港にある国際線ラウンジのご紹介|『The Coral Executive Lounge』
今日ご紹介する正式名称『The Coral Executive Lounge』は、保安検査場と通り過ぎると電光掲示板のすぐ左側にあるラウンジで、アクセス性は抜群に良い場所に位置しています。
上の写真の右側に保安検査場があり、そこを通り抜けると目の前にThe Coral Loungeの入り口があります。
こちらのラウンジは、プライオリティパスやダイナースクラブのラウンジパス、Thailand Elite保持者の方などが利用でき、750バーツを支払って有料でも利用可能です。
レトロな雰囲気漂う受付では搭乗券とパスポート、そしてプライオリティパスでのご利用の場合はプライオリティパスを提示後に端末でサインを求められ、サインを記入して最長3時間のラウンジ利用が可能となります。
メインのラウンジフロアーは一階下がったところにありますが、受付の隣にも滑走路や飛行機の駐機ゲート方面を眺められるカウンターがひっそりとあります。
受付を済ませた後、すぐ右側にあるエスカレーターで下階に降りたところがメインラウンジです。非常に横長のラウンジで、4人で利用できるテーブルが20席前後あり、その他20人掛けの長テーブルが2つ、2人で利用可能な円テーブル席なども複数あります。
航空会社のラウンジではないため、ビジネスクラスやファーストクラス、マイレージプログラムの上級会員が利用するわけでもなく、ラウンジ内は混んでいないためラウンジ内でゆっくりと過ごすことができます。
ラウンジではクラシックなBGMが流れていて、そして利用者の話し声も周りに気を遣ってかとても静かであり、シックな雰囲気のラウンジでゆったりと過ごせます。
『The Coral ラウンジ』の営業時間について
営業時間は am5:00-am1:00 です。
午前5時から開いているものの、フライトが無くなる翌午前1時に一旦閉まります。
なお、プライオリティパスでは最長3時間まで滞在可能です。
『The Coral ラウンジ』の食事について
『The Coral ラウンジ』の食事は、ホットミールやサラダバー、パンコーナーや前菜、デザートコーナーがあります。
ホットミールは4つのボールの中に白米を含む6種類の食事があります。
魚のすり身を揚げたトートマンプラーと鶏のから揚げ。
左に鶏のマッサマンと右には魚の揚げ物。タイを離れる前の最後にタイ料理が食べられます。
マッサマンは少し煮る時間が足りていないのか、じゃがいももホクホク感が無くまだ固さが残っていて、鶏も味がしみ込んでいなくてあっさりしていました。
サラダバーとフルーツ類。サラダは見た目とても新鮮に見えました。
手に取りやすい小分けにされた前菜。カニカマとかタイ人が好きなワカメなどがあります。
テーブルを飾っている花も綺麗ですね。
シリアルも食べてみましたが全然しけておらず、サクサク感がちゃんと残っていました。
パンコーナーは食パンとフランスパン、ブルスケッタというパンの上にトマトや味付けされたマッシュルームを載せて食べられるパンや、数種類のサンドイッチが選べます。
『The Coral ラウンジ』のドリンクについて
『The Coral ラウンジ』の最大の“ウリ”と言ってよいかもしれませんが、ラウンジスタッフの方が1杯ずつコーヒーやアルコール類をサーブしてくれるカウンターがあります。
ソフトドリンクはアップル・グァバ・オレンジジュースなどのフルーツジュースのほかに、コーラ・レモンティー・スプライトなどがあり、ビールはチャーン、FEDERBRAUが選べてカウンターのスタッフがビールサーバーで注いでくれます。コーヒーもカフェのようにラテやモカを頼むとNescafeのコーヒーメーカーで1杯ずつ淹れてくれますよ。
紅茶も1936年創業の紅茶・コーヒー専門店のDRURYの紅茶を飲むことができます。
The Coral Loungeはまさに紅茶がとても似合う、レトロ漂う喫茶店のような雰囲気の空港ラウンジです。
『The Coral ラウンジ』の設備について
横長に広いラウンジですが、混みあうこともなく、ゆったりと席に座ってくつろぐことができます。
椅子もフカフカで座り心地が良く、2時間以上座っていましたがいい椅子だなと感じました。
また席には各箇所にコンセントプラグもあり、利便性の良いラウンジとも感じました。
ラウンジ一番奥には長テーブルもあり、大人数で利用することがあるのかは不明ですが、ダイニングテーブルもあります。
トイレに繋がる通路にもテーブル席と空港滑走路方面を観れるカウンター席がありますが、こちらのスペースは閉塞感があってさすがに使っている方はいませんでした。
トイレは可もなく不可も無くといったところ。Out of Serviceになっているところもありましたが、どのくらいの期間故障中なのでしょうかね。
なお、The Coral Loungeにはシャワールームはありません。
The CORAL Loungeの推しは、カフェのようにサーブしてくれるコーヒーと、
アイリッシュバーのように目の前でサーブしてくれるビールですね!
プライオリティパスで利用可能なドンムアン空港の国際線ラウンジ
プライオリティパスで利用できるドンムアン空港の国際線ラウンジは下記の3か所あります。
● The Coral Executive Lounge
● Miracle Lounge 1つ目
● Miracle Lounge 2つ目(階段を上がってアクセスするラウンジ)
個人的には3つ目の2階に上がるMiracle Loungeが席のスペースもゆったりしていて、1人でくつろげるロングチェアーもあり一番お気に入りなのですが、一時的に閉鎖されています。(2022年12月現在)
時間が許せば複数のラウンジに寄ってみて、違いを体感してみて欲しいところですね。
プライオリティパスのご紹介
※今日何度も名前の出るプライオリティパスとは、空港のラウンジを利用できる会員権のようなもので、世界148カ国、600を超える都市にある1,300カ所以上のラウンジを利用できるサービスです。
年会費は、スタンダードが$99, スタンダード・プラスが$329, プレステージが$469となっています。
楽天プレミアムカード(クレジットカード)を申し込むことで取得できるプライオリティパスは、回数無制限でラウンジ利用することができます。
プライオリティパスが欲しいという方は、年会費 11,000円(税込)の楽天プレミアムカードに入会すれば、年会費$469(約68,550円)のプレステージ会員になれるということで、
実質クレジットカードの年会費はタダになるようなものなので絶対お得です!
良く飛行機をご利用される方は、プライオリティパスによって様々な空港のラウンジを利用でき、搭乗前の退屈な待ち時間を優雅な時間へと変えられますので、持っていて損はないと思いますよ!
タイ・ドンムアン空港にある国際線ラウンジ|『The Coral ラウンジ』-まとめ-
レトロ感漂いシックでくつろげるThe Coral Lounge。ラウンジ内はガヤガヤ騒がしいこともなく、人々は控えめに会話を楽しんでいます。
室内は少し寒い気もしますので、トレーナーや何か羽織るものを持っていくと良いかもしれません。
またこちらのラウンジではオリジナルのカクテルも振舞ってくれるようですが、自分が訪れた時にはメニューが見当たらなかったですね。
ドンムアン空港はLCCのフライトがメインとなりますので、少し退屈するLCCのフライト前にこちらのラウンジでゆっくり食事や飲み物を楽しんでみて欲しいと思います。
今日のブログ記事がタイ・ドンムアン空港国際線ラウンジ・『The Coral ラウンジ』の参考になれば幸いです。
空港ラウンジ関連記事:
● タイ・スワンナプーム空港にある国際線のラウンジご紹介|タイ航空『ロイヤルオーキッドラウンジ』
● タイ・スワンナプーム空港にある国際線のラウンジご紹介|『オマーン航空ラウンジ』
● タイ・スワンナプーム空港にある国内線ラウンジのご紹介|タイ航空『ロイヤルシルクラウンジ』
● バンコク・スワンナプーム空港|国内線ラウンジ【Blue Ribbon Club Lounge】