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【サタヒップから出港して海釣りへ】|船を仲間で借り切って釣りに出掛けよう!
つい最近お客様に誘われて初めての海釣りへ行ってきたのですが、これが結構楽しくて釣りも自分の趣味のひとつに入ってきそうな勢いです。
タイに駐在している日本人の休日の過ごし方は、ゴルフや各種スポーツ、掃除や洗濯・お買い物で休日が終わってしまう方、家族サービスで外食に出かけるという方もいらっしゃいますが、スキューバダイビングに出掛けたり、週末トリップに出かけたりして過ごす方も多いなか、意外と『釣り』に出かける方も多いです。
私のお客様に週末の過ごし方を聞くと、半分以上がゴルフと答えますが、釣りと答えるお客様も2割くらいいますかね。(もちろん毎週行くというわけではありませんが)
そんなことでお客様に誘われて『海釣り』に行ったわけですが、思ったより魚も釣れるし、何より釣った魚をお店に持ち込んで、新鮮な刺身やお寿司をみんなで食べるのが最高に贅沢で楽しい時間でありました。
1隻5,500バーツで船を貸し切って、タイ人の船長に沖まで連れてってもらって釣りをするのですが、8人で釣りに出掛けたとして、車の駐車場代金含めても一人あたまの費用は、750バーツ(約2,540円)。朝食と昼食も船長が簡単な料理を作って出してくれるため、かなりお得な金額で海釣りができます!
釣り自体は早朝に出港することや船酔いになるときもあって、楽しいことばかりではありませんが、それを勝る海釣りの楽しみ、そして食の楽しみがあるので、釣りをどんどん好きになっていきそうです。釣り好き同士のコミュニティーができるのも良いところですね。
タイ・サタヒップでの海釣り|まずは行き方について
まず海釣りに行くには船を借りないといけないため、釣り好きな人が声を掛けて参加者を募ります。バンコクには釣り好きのサークルも少なくとも2つはあるようで、LINEグループなどを使って参加者を集めているようです。
船が出港する場所は、タイのサタヒップという場所のサメサン港から出て、釣り好きは時間目一杯使うため、港集合は6時前、そして船の出港時間が6時ちょうどです。
バンコクから朝3時起きとかで運転して来られる方も居ますが、我々(タイ嫁と私)はサタヒップから車で約30分のところにあるLa'moon Resortに前泊しています。理由はこのホテルがペット同伴可能なホテルであるため。
海釣りにチワワも連れていっているのですが、おとなしく膝の上に座っててくれるし一回も吠えていないので、ほかの釣り仲間に迷惑はかけていないかなと思います。
釣りを終了にするのはだいたい14時半で、1時間ほど時間を使って港まで戻り、そこで現地解散となります。
釣り方について|初心者の僕らは餌釣り。釣り好き仲間はジグ。
釣り竿やリール・仕掛けなどは、バンコクにある釣具店やシラチャーにあるタックルベリーにて釣り具を購入しました。釣り竿は1本1,000バーツちょっと。3,500円ほどで購入し、リールは1,800バーツ(約6,090円)、タイラバと呼ばれる写真の仕掛けは1個360バーツ(約1,220円)ほどで購入しました。

餌はイカを使います。このイカは船長が準備してくれるので、事前に餌は買っていかなくても大丈夫です。
釣り好きな人はルアージグを使って餌無しで釣りをしていますが、我々はまだ初心者のため、簡単に釣れる餌釣りを選択しています。どれだけ我々が初心者かというと、魚釣り用のルアーを買っていったと思ったら、イカ釣り用のルアーを間違って購入して持っていってたくらい。
120gのタイラバを買っていきましたが自分の釣り竿には重すぎまして、自重だけで釣り竿が結構しなってしまっているので、100gのタイラバや80gの重りを次の釣りのために購入してありまして、次も釣りに行く気満々です。
ここでサタヒップで釣れる魚を少し紹介します!
サタヒップで釣れる魚の代表格は『ハタ』。うちらもハタ狙いで釣りに出かけています。
サタヒップ沖ではモヨウハタのほかに、スジハタ、キジハタ、イトヨリ、タテフエダイ、ヒトスジタマガシラ(タイ語ではキーメン)、フエフキダイ、アオスジハタなどが釣れます。なお上の写真は釣れた時テンション上がったカレイ。自分が釣ったのではなく仲間が釣ったものw
タイ嫁が釣ったタテフエダイ。
実は自分よりタイ嫁のほうが釣り好きになってきており、また行きたいとせがまれています。
私にとっては釣り以上のお楽しみ|お店に持ち込んでの宴会!
カイワリのお造り。なかなかこういった新鮮な魚は食べられませんよね。
こちらはハタやヒトスジタマガシラなどの刺身盛り。こちらは1日寝かして捌いた刺身で、当日食べるのもおいしいのですが、1日経ったあとのお刺身もおいしいそうです。こういう情報も釣りにいかなければ知り得なかった情報ですね。
イトヨリの唐揚げ(だと思います)。釣った魚でサイズが小さいものは通常海にリリースしますが、少しだけ小ぶりな魚も持ち帰ってこうやって唐揚げにしたりして食べます。
ヒトスジタマガシラのお寿司。この魚の名前も初めて聞いたし、この魚のお寿司も初めて食べましたが、身がぷりっぷりしてておいしかったです。
これらの写真の料理を作ってくれたのが、私の大好きなお店の『えん』。プラカノンSoi.15の閑静な住宅地にある小料理屋さんで、連日日本人やタイ人のお客様で大盛況のお店です。
こちらの店主のしんさんはこれまで2回とも一緒に釣りに出かけており、私にとっては気さくなお兄さん的な存在で、釣りでも頼れる兄貴的存在の釣り仲間です。ヒトスジタマガシラを釣ったらささっと〆て新鮮さを保ってくれたりもしてくれます。
『えん』はおでんやおばんざい、魚料理など、料理一品一品がおいしいですし、日本酒や焼酎などのお酒も数多く取り揃えておりますので、ぜひ一度食べに行ってみてください!一枚板で作ったカウンターもシックでカッコイイですよ。
何といってもしんさんの本職は内装業ですので、カウンターは本業の職人が選んだ自慢の一枚板となっております。ぜひお連れの方とカウンターで手作りの料理に舌鼓を打ちつつ、楽しいバンコクの夜を過ごしてみてください。
『本日の記事:海釣り』のまとめ
まだ2回しか行っていないサタヒップでの海釣りですが、私もタイ嫁もすっかり釣り好きになってしまいました。どちらかというと私は釣り3割、飲み会7割の楽しみ比率ですが、タイ嫁は釣り8割:飲み会2割くらいで食べるのよりも釣り自体が好きなようです。(日本語があまりわからないなか、日本人のおじさんたちに囲まれての飲み会はタイ嫁にとっては苦痛でしかないのかもしれませんねw)
週末の趣味としてゴルフに行けば3,000~4,000バーツは掛かってしまうところ、釣りであれば750バーツ+交通費・飲み物代だけで1日楽しめてしまうので、コストパフォーマンスも良い趣味と言えるでしょう。
次は夜釣りでイカ釣りに行きたいと嫁が言っているので、泊まり込みというか徹夜でのイカ釣りもいつか連れて行ってあげようと思います。
やっぱりここでも“連れて行ってあげる”という言葉が出る通り、自分は自発的に夜釣りに行きたいというほどではなく、≪新鮮なイカが船上で食べられるのであれば行ってもいいかな≫って感覚ですが、『釣り』という共通の趣味を嫁さんと持てるのは悪くないなと思っているところです。
以上が、駐在員の休日の過ごし方・海釣り編でした。
私の場合は週末旅行に出かけることも多く、下記の記事も書いておりますので、お時間がありましたらあわせてご覧ください。
では、早く海外に行き来できるようになるといいですね。